画像提供:マイナビニュース「20歳のときから10キロ以上太った」「ちょっと血圧が高い」「親族に糖尿病の既往歴がある」─ひとつでも当てはまったあなたは「かくれ糖尿病」かもしれません。この記事では、世界中の研究データからわかった最新の医学知識をもとに、糖尿病予備群・軽症患者の方でもムリなく続けられる「正しい改善ルールと生活習慣」を解説した『世界中の研究結果を調べてわかった!糖尿病改善の最新ルール』(著者: 坂本昌也/あさ出版)から一部を抜粋して紹介します。
今回のテーマは『朝食は8時前に食べる』。
○朝食を9時以降に食べると糖尿病リスクが上昇する
2024年にスペイン・バルセロナ国際保健研究所から発表された研究では、朝食を9時以降に食べる人は、8時前に食べる人に比べて2型糖尿病の発症リスクが59%高いと報告されています。
これは単に「朝食を食べるかどうか」ではなく、「何時に食べるか」が大きな分かれ目になることを示しています。最近では、このような「時間栄養学」が注目されています。
朝食を早い時間に摂ると、1日の生活リズムが整いやすくなり、体のカロリー燃焼と食欲の調節が促され、健康的な体重を維持するのに役立つと考えられています。
つまり、朝食を遅らせることは、わたしたちの体に備わっているリズムに逆らうことになり、糖尿病リスクを押し上げるということです。
朝食が遅くなる以上に悪いのは、朝食を抜くこと。朝食を食べずに活動すると体重が増えやすく、筋肉量が減り、体内時計も乱れます。昼や夜に空腹感が強まり、いわゆるドカ食いにつながることもあります。
朝食を抜くことは糖尿病だけでなく、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患のリスクに関係することもわかっています。
豪華な朝食にする必要はありません。大事なのは「8時前に口に入れる」こと。
毎日が難しければ、週末だけでも実践してみてはいかがでしょうか。
○『世界中の研究結果を調べてわかった!糖尿病改善の最新ルール』(著者: 坂本昌也/あさ出版)
本書では、6万人の臨床データをもとに、血糖・血圧・脂質の3つの指標が季節と連動して悪化する「ABCトリプルリスク」の存在を、世界で初めて科学的に実証した著者が、最新医学に基づいて、数値を安定させる生活習慣とその実践法をわかりやすく解説。
これまでの「食事・運動療法」だけでは改善が難しかった糖尿病予備群や軽症患者に向けて、より実践可能な“季節に合わせた生活習慣”による数値改善法を提示しています。
数々の学術論文を発表し、臨床と研究の第一線で活躍する専門医が、「血糖・血圧・脂質」を科学的にコントロールする新常識を公開します!()