レイピア(撮影:下野雄規) 今週の日曜日は、京都競馬場でシルクロードステークス(GIII・芝1200m)が行われます。
13年以降の京都芝1200mで開催されたシルクロードS(計10レース)では、4歳から6歳の馬に良績が集まっています。特に5歳馬は単勝、複勝ともに回収率100%超え。6歳馬も複勝回収率122%となっており、高い期待値を示していることが分かります。
4歳馬も3着以内に入った頭数で言えば5歳や6歳と遜色ありません。しかし、単勝や複勝の回収率はどちらも50%以下になっていますので、積極的に買うほどの印象は受けません。
昨年のシルクロードSも4歳馬のカピリナ、ピューロマジック、ペアポルックスが上位人気に支持されていましたが、すべて4着以下に敗れています。4歳馬は人気になりやすいですが、過度な期待はしない方が賢明かもしれません。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走4着以下の4歳馬(ただし、GII以上で連対実績のある馬は除く)
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:アブキールベイ、アルテヴェローチェ、カルプスペルシュ、レイピア
(過去の該当馬:25年ピューロマジック1番人気9着)
※特に言及のない限り、データは13年以降の京都芝1200mで開催されたシルクロードS(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想されるレイピアが該当しました。
データ対象のシルクロードSで前走4着以下だった4歳馬は【1-0-0-15】で、馬券に絡んだのは20年アウィルアウェイ。本馬はGIIで2着に入った実績があった馬。データ対象のシルクロードSはすべてGIII。前走で4着以下に敗れている4歳馬でも、格上のGII以上で連対した実績があるような馬は、地力の違いで好走する可能性が残されると言えます。
該当馬に挙げたレイピアの前走は京阪杯で4着。これまでにGII以上で連対した実績はありません。前走は4コーナーで故障した馬が下がってくるロスはありましたが、致命的な不利ではなかったように思います。むしろ、道中で内々をロスなく立ち回りながら、4着と結果を残せていなかったあたりに物足りなさを感じます。
2走前のみちのくSでオープン特別は勝っていますが、このレースは相手に恵まれたこともあり鵜呑みにできず。さらに今回は57キロでの出走。まだ重賞勝ちの実績がない本馬ですが、この斤量はすでに重賞を勝っている同世代のアルテヴェローチェと同じ。実績を考えると今回の57キロは少々見込まれた印象です。
過去の傾向や斤量面などから人気で買うほどの妙味は感じられません。昨年も人気になっていた4歳馬が馬券圏外になっていることも考えると、ここは思い切って本馬の評価を下げて考えるのが得策になるのではないでしょうか。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。