
チームのために犠牲になれる選手を鍛えます。日本ハム新庄剛志監督が31日、キャンプ地の沖縄・名護で、10年ぶり優勝に向けた青写真を明かした。
断トツで優勝するために鍛えるのは「チームプレーです。犠牲になる練習は結構、多めにしていきたい」。その上で「何とかヒットが出なくても1点を取って守り切って勝つ。そういうところが足りない。爆発するときはものすごく打つ。僅差の時は0−1とか1−2で負けるケースが多かったので」と、理由を説明した。
具体的なイメージにも言及。「ここでショートゴロを打ってくれてたら、みたいな試合が何十試合かあったので、もしかしたらショートゴロのサインをつくるかもしれません」。新庄野球はサインが膨大にあることも考慮し「使わないサインは省いていこうと思って。8個ぐらい」と、昨季までの4年間の頻度をみなおし、絞り込むことも検討する。
投手にもチームのために犠牲になってもらう。「先発(の投手)が余りすぎたら、ポジション関係なく(救援に)行ってもらう。投手陣も分厚くなるので」。沢村賞の伊藤、防御率リーグ2位の北山、デビューから先発7連勝の日本記録を樹立した若い達に加え、2年連続最多勝の有原も復帰。先発陣の投手層が厚くなった分、昨季の不安要素だったリリーフ陣につぎ込むことで、僅差で勝ちきれるチームに仕立てる。
「ごめんなさい。個の成績は、考えないでくれという年です。優勝したら(年俸は)上がるから。活躍しないと優勝できないんだから」。派手さだけでなく、しぶとく1勝を積み重ねられる力を蓄え、覇権をもぎ取りにいく。
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この日は名護キャンプ前日恒例の花火大会を実施。開始数時間前まで雨が降っていたが、徐々に降りやみ、予定通り実施された。強風のため、選手はホテルからの観覧とはなったが、大事なイベント前に天を味方につけた新庄監督は「僕のおかげ?」とにっこり。充実したキャンプで細部まで磨き上げ、圧倒的な強さで頂点に駆け上がる。【永野高輔】
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