【フィギュア】鍵山優真はSP2位「目標の舞台はあと1回」22年北京五輪銀メダル超えへ

0

2026年02月11日 07:10  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

男子SPで演技する鍵山優真(撮影・前田充)

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュア>◇10日◇男子ショートプログラム予選◇ミラノ・コルティナ・アイススケートアリーナ


22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が、103・07点で2位発進した。


冒頭の4回転−3回転の連続トーループ、4回転サルコーと高い出来栄え点を得る完璧なスタートとなったが、3本目のトリプルアクセル(3回転)で着氷が乱れた。それでも、3本のスピンとステップシークエンスでは全て最高難度のレベル4を獲得。首位の世界選手権王者イリア・マリニン(米国)とは約5点差に収めた。


演技後も笑顔を絶やさず。「楽しかった。コーチの父からも『楽しんで』と言われていた。アクセルは悔しいがそれ以外はプラスに捉えられる部分が大きかった。団体に引き続き100点超えれたのは収穫。フリーにつながる」と胸を張った。


今季のSP曲は「I Wish(回想)」。米歌手スティービー・ワンダーの名盤「キー・オブ・ライフ」(1976年)に収録された楽曲を、若き天才ピアニスト角野隼斗とポーランド出身のギタリスト、マーシンがカバーしたものだ。こじゃれた大人の雰囲気を漂わせたジャズナンバー。昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで4シーズンぶりにSPの自己ベストを更新し、2連覇した全日本選手権でもライバルに差をつけた自信のあるプログラムだった。「自分が一番かっこいいんだ」という信念を胸に、「I Wish」誕生50周年となる節目の年にミラノでも堂々と演じた。


メダリストとして再び帰ってきた夢の場所だが、「攻撃は最大の防御と言いますが、やっぱり攻める姿勢がすごく大事」と守りに入る考えはなかった。目指すは、世界の頂点。クワッドアクセル(4回転半)を含む全6種の4回転ジャンプを持つ2シーズン無敗のマリニンの壁は高いが、ジャンプだけではなく表現力や音楽との親和性などに磨きをかけてきた。「血のにじむような努力でやっていかなければならない。日々後悔しない生活を送って、オリンピックという舞台を全力で楽しみたい」と、真っ向勝負で挑んでいる。


フリーは2日空いた日本時間14日午前3時半から行われる。「目標の舞台はあと1回。やりきったと思えるパフォーマンスをする」と引き締めた。


◆鍵山優真(かぎやま・ゆうま)2003年(平15)5月5日生まれ、横浜市出身。星槎国際高横浜を経て22年から中京大。5歳で競技を始め、19年全日本ジュニア優勝。20年ユース五輪金メダル。22年北京五輪で個人&団体銀メダル。24年4大陸優勝。世界選手権は銀メダル3個(21、22、24年)銅メダル1個(25年)。25年全日本選手権で2連覇。趣味は写真撮影。身長160センチ。血液型O。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定