19件で捜査影響の可能性=佐賀県警DNA型鑑定不正で―警察庁
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2026年02月12日 15:01 時事通信社

佐賀県警科学捜査研究所のDNA型鑑定不正問題で、警察庁は12日、同県警に対する特別監察で捜査への影響を継続して調べていた34件の検証結果を公表した。再鑑定で当初の鑑定結果と食い違いがあった例や検査の不手際が確認され、うち19件については「支障がなかったとは断言できない」と結論付けた。
今回公表したのは、県警の調査で不適切とされた130件の鑑定のうち、捜査継続中だった25件と時効成立分の9件についての検証結果。元男性職員=懲戒免職=の鑑定と特別監察で行った再鑑定の結果が異なる例が8件、資料の紛失や廃棄により再鑑定ができなかったケースが14件あった。
ヒトのDNAを検出しながら個人特定のための検査を実施しなかったり、鑑定をせずに「検出なし」と判定したりといった不適切な対応も9件判明。同庁は資料の経年劣化などにより再鑑定で検出できなかった可能性などを考慮し、19件については「当時適切な鑑定をしていれば容疑者が判明していた可能性を否定できない」と判断した。
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