
エリーザ・ホーフェンによる『暗黒の瞬間』(東京創元社)が2月12日(木)に発売された。
30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判――。驚異の新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ。
刊行にあたり、先読みした書店員や、東京創元社編集部員も感想コメントを発表した。
最初の短編を読み始めてすぐに「これは!!」とただならぬものを感じて、夢中になってページをめくった。なかでも「少年兵」が凄まじく、読み終わって呆然としてしまった。ミステリとしても、連作短編集としても完璧。読めてよかった!(編集部HS)
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これはすごい!ミステリの謎と人間の怖さ、エンタメの面白さと物語の深みがひとつになっている。衝撃とじわじわくる凄さとの両方が味わえる1冊。(編集部KK)
■著者プロフィール
エリーザ・ホーフェン
1982年ベルリン生まれ。ベルリン自由大学のほか、ラドバウド大学、ケンブリッジ大学などで刑事法を学び、現在はライプツィヒ大学法学部教授。ザクセン州憲法裁判所の裁判官も務める。共著で専門書や児童書などを発表したのち、2025年『暗黒の瞬間』でミステリ作家としてデビューする。
■訳者プロフィール
浅井晶子(アサイショウコ)
1973年大阪府生まれ。ドイツ語圏文学翻訳家。リンク『失踪者』『裏切り』『誘拐犯』『罪なくして』、タシュラー『国語教師』など訳書多数。エルペンベック『行く、行った、行ってしまった』で日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞を受賞。著書に『ポルトガル限界集落日記』がある。
(文=リアルサウンド ブック編集部)
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