エリキング(c)netkeiba 天皇賞(春)、あるいは大阪杯を目指す馬にとっては重要な位置にある別定重量戦。舞台となる京都競馬場芝2200mは、スタンド前から発走して外回りコースを1周と少々。長いホームストレッチを使っての先行争いが落ち着いたあとは淡々と流れ、3〜4角の坂を下りながらのロングスパートに耐えられる心肺機能と、最後の直線がほぼ平坦の398.7m(Bコース使用時)のため瞬発力も求められるコースだ。
◎エリキングは神戸新聞杯優勝馬。デビューから3連勝で京都2歳Sに勝ち、クラシックの最有力候補と言われたが、無念の骨折。休み明けの皐月賞は結果を残せなかったものの、日本ダービー5着で実力を示している。立て直した秋初戦の神戸新聞杯を快勝し、距離不安が囁かれた菊花賞は外枠の不利をはねのけて2着。神戸新聞杯2着馬がAJCCを勝ち、菊花賞4着馬は日経新春杯を勝った。別定重量57kgなら、負けられない。
〇ヘデントールは昨年春の天皇賞馬。その後、骨折が判明し1年近くの休養を余儀なくされ、ここが復帰戦となる。デビュー戦で負けた相手がのちの皐月賞馬というのは不運としか言いようがないが2連勝で挑んだ青葉賞は無念の出遅れ。春のクラシック出走はならなかったが、菊花賞2着のち、ダイヤモンドS、天皇賞(春)で盤石の強さを示した。休み明け、59kg、そして距離短縮に一抹の不安を残すも3番手以下には落とせない。
▲エコロディノスはオリオンS優勝馬。それまで逃げて良績を残してきたが、前後半の1000mが59.4秒〜59.7秒という平均ペースを好位で追走。4角で外から先頭に立つと、そのまま後続を抑え込んだ。瞬発力タイプというよりも、長く良い脚が使えるタイプで京都競馬場は[2-0-0-0]。いずれも3馬身以上の差をつけて勝利している。3歳春の毎日杯はワンターンコースの流れに戸惑った印象だが、それ以外は堅実だ。
△ヨーホーレイクは昨年の優勝馬で大阪杯3着。オールカマー3着。1歳年齢を重ねて8歳となったが、長期休養があって今回が17戦目。まだ侮れない。
じっくりと力をつけている△シェイクユアハートと、一昨年の京都新聞杯に勝っている△ジューンテイクも押さえておきたい。