【広島】ドラ1平川蓮「野球って楽しいな」度胸満点デビュー2安打1打点「素晴らしい」新井監督

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2026年02月15日 21:27  日刊スポーツ

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練習試合 巨人対広島 1回表広島無死、平川は中前打を放つ(撮影・足立雅史)

広島のドラフト1位平川蓮外野手(21=仙台大)が華々しいスタートを切った。巨人との練習試合に「1番・指名打者」で出場し、2安打1打点1盗塁。試合前から緊張した様子を感じさせず、試合後も「野球って楽しいな」と笑顔で振り返った。度胸も満点のデビューとなった。


1回に同じ“ドラ1”竹丸から右打席でいきなり初安打をマークした。3回1死一塁では、一走として2番菊池の初球にスタート。際どいタイミングながら、遊撃手のタッチをかわして盗塁を決めた。7回無死満塁では、同郷で小学時代から名を知る巨人松浦から再び右打席で広く空いた一、二塁間に狙い打ち。冷静な状況判断で三走を本塁に迎え入れた。


両打の感覚はプロ入り前から左の方が安定しているが、2安打はいずれも右だった。「今は平常。もっと行けるかなという感じです。まだ体を使い切れていないのでヒットにしかならない」。目先の結果に満足することなく、さらなる高みを見つめる。


投手の持ち球や特徴によって右投手にも右打席、左投手にも左打席に立つことがある感性の持ち主だ。プロ入りまで、左打ちに専念するよう提案されそうになったことも何度かあった。そのたびに「空気を感じたときに必ず次の試合でホームランを打って打ち消しました」と“もってる”選手でもある。


プロの世界でも“もってる”ことを証明した新人に、新井監督も「対応力、適応力というものは本当に素晴らしいものを持っている。内容もすごくいい」とたたえた。2年連続Bクラスに沈むチームに、楽しみな新星が現れた。【前原淳】


◆平川蓮(ひらかわ・れん)2004年(平16)3月31日、札幌市生まれ。小学4年から野球を始め、札幌宮の森中では軟式野球部に所属。札幌国際情報では投手。甲子園出場経験はなし。仙台大で野手に転向し、2年秋から両打ち。4年時に大学日本代表選出。25年ドラフト1位で広島に入団。契約金1億円プラス出来高払い、年俸1600万円。天然キャラで周囲から「宇宙人」と呼ばれることも。右投げ両打ち。187センチ、93キロ。


○…クラシックスタイル新人3人衆が、そろい踏みだ。「7番・遊撃」で出場のドラフト3位の勝田成内野手(22=近大)は“ドラ1”平川に負けじと、第3打席に巨人石川の真っすぐを逆方向に打ち返した。球団新人唯一の高校生、同6位西川篤夢内野手(18=神村学園伊賀)は途中出場から2打席連続安打。本人も「自分でも何で打てたのかなというぐらい驚いてます」と目を丸くした。

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