
楠田枝里子さん
◆幼少期からチョコレートが身近な食べ物だった
今回はスタジオに、楠田枝里子さんをゲストとしてお迎えしました。小山とは約32年ぶりの再会となりましたが、当時の印象と変わらない佇まいに、スタジオからは驚きの声が上がります。宇賀も「テレビで見ていたイメージそのまま」と語り、長年第一線で活躍し続ける大きな存在感をあらためて意識させられたようでした。
楠田枝里子さんは、元日本テレビのアナウンサー。独立後は「なるほど!ザ・ワールド」(フジテレビ系)や「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)、「FNS歌謡祭」など、数多くの人気番組で司会を務め、日本のテレビ界を代表する存在として知られています。一方で、無類のチョコレート愛好家としても有名で、高カカオチョコレートの魅力を日本に広めてきた立役者でもあります。
話題は自然とチョコレートとの出会いについて。楠田さんは、「物心ついた頃からチョコレートを食べなかった日はない」というほどのチョコレート好きだと語ります。その背景には、栄養学の講師だった母の存在がありました。母は食事の栄養素を丁寧に説明し、必要性を理解させたうえで食べさせる人だったといいます。そんな厳格な母が、唯一自由に買い与えてくれたのがチョコレートでした。
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チョコレートの楽しみ方についても、楠田さんは独自の考えを持っています。「チョコレートっていつ食べてもいいんです」と話し、特にお気に入りなのは、夕食後のデザートとして味わうこと。一日の食事が終わったという満足感が得られると明かしました。
◆日本の「高カカオチョコレートブーム」をリード
2000年頃、楠田さんはチョコレートと本格的に向き合う転機を迎えます。当時、カカオの健康効果に関する研究が世界的に進んでいましたが、その内容は専門的で、一般には伝わりにくいものでした。大学で化学を専攻していた楠田さんは、その論文を理解できたからこそ、「これは私が伝えなければならない」「私に与えられた仕事だ」と強く感じたといいます。
カカオには、食物繊維やミネラルが豊富に含まれ、体の調子を整える働きがあること、さらにカカオポリフェノールの抗酸化作用が病気の予防や老化の緩和、更年期障害の軽減にも役立つことなど、次々と明らかになる研究結果に確信を深めていきました。「これはすごいと思いました。1人でも多くの人に伝えたいという思いからスタートしたんです」と振り返ります。
また、楠田さんはチョコレートの長い歴史にも触れます。人類とチョコレートの関わりは約5,000年前までさかのぼり、中南米では王侯貴族や戦士のための特別な薬として使われていたといいます。当時は液体で、決して甘くはなく、歯痛や胃痛、ケガの治療などに用いられていたという記録も残っています。
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2004年には著書「チョコレート・ダイエット」(幻冬舎)を出版。当時、日本で手に入る高カカオチョコレートは限られていましたが、本の反響とともに市場は大きく動きます。明治の「チョコレート効果」を皮切りに、森永、ロッテと続き、多くの企業が参入。日本中に高カカオチョコレートブームが広がりました。
その後、研究成果をアップデートし、チョコレートの魅力をまとめたのが「チョコレートの奇跡」(中央公論新社・2011年)です。現在も楠田さんは、ショコラティエの世界や最新情報を、テレビやイベント、SNSを通じて発信し続けています。
番組の最後には、楠田さんが「今、想いを伝えたい方」への手紙を披露する一幕も。宛先は、高校時代の化学の恩師・岡村浩明先生でした。
<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY'S POST
放送日時:毎週日曜 15:00〜15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/post/
番組公式X:@sundayspost1
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