【フィギュア】マリニン「卑劣なネット上の憎悪が精神を蝕み恐怖が闇へと誘う」苦しい胸中吐露

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2026年02月16日 21:53  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

フィギュアスケート男子フリー 演技を終え肩を落とすマリニン(ロイター)=2026年2月13日

金メダルの鉄板候補だった26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート男子で「世紀の失速」となるフリー15位、総合8位に沈んだイリア・マリニン(21=米国)が16日、インスタグラムを更新。「卑劣なネット上の憎悪が精神をむしばみ、恐怖が闇へと誘う」など苦しい胸中を打ち明けた。


23年12月から約2年2カ月、個人戦14連勝を誇った栄光から、最後に頭を抱える瞬間までを動画にまとめ「世界最大の舞台で、最も強く見える者たちでさえ、内面では見えない戦いを続けている」と書き出した。


続けて「最も幸せな記憶さえ、雑音に汚されてしまうこともある。卑劣なネット上の憎悪が精神をむしばみ、恐怖が闇へと誘う。果てしなく押し寄せる、乗り越えられない重圧の中で、いかに正気を保とうとも」と胸中を吐露した。


「こうした瞬間が目の前を駆け巡るうちに、全てが積み上がり、避けられない崩壊をもたらす。これが、その物語の一面である」と意味深につづり、最後に「Coming February 21, 2026」と添えた。


その日は21日午後8時(日本時間22日午前4時)から、五輪のフィギュアスケート競技を締めくくるエキシビションが行われ、マリニン出演が米メディアで一斉に報じられていた。


本人はミラノに滞在しており、前日15日はプラクティス(練習)リンクに姿を見せていた。


世界唯一のクワッドアクセル(4回転半)を含む、全6種の4回転ジャンプを操るクワッド・ゴッド(4回転の神)は、ショートプログラム(SP)首位から、世界記録を持つフリーで衝撃の15位に沈んだ。156・33点で、自己ベストの238・24点に81・91点も届かなかった。合計も264・49点で総合8位。同じく自己記録の333・81点から69・32点も下回る惨敗を喫していた。


この得点が出た瞬間、本人ではなく父のロマン・スコルニアホフ氏が激しく頭を抱え、息子が困惑した表情で見つめる画像が世界中に拡散され、物議も醸していた。

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