
「なにこれ、めちゃくちゃ難しい…難しすぎるぞ…」。アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」の1次リーグドイツ戦を取材し、撮影を始めて1分で浮かんだ感想だ。アイスホッケーの撮影は人生で初めて。「氷上の格闘技」のイメージを膨らませ、ワクワクしながら試合会場へ向かったが甘かった。
迫力ある瞬間が撮りたくてポジションはリンクサイドを選択した。リンクには、外周のボードの上に耐衝撃ガラス製の透明のバリアーが全周にわたって設置されており、当然ながら撮影はそのバリアー越し。これが難敵だ。カメラのレンズを少しでも左右に振ると、ボードとレンズに角度が生まれ、ピントが合わない。さらに、選手とパックの想像以上の移動の速さに圧倒され、追いかけるのがやっとだ。撮れない…どうしよう…と思っていたら、あっという間に試合が終わっていた。
何の手応えもなく、むしろマイナスの手応えを抱えて帰路についたが、試合前のワクワクが何倍にも増していた。選手同士の激しいぶつかり合い、選手の移動の速さ、パックをどう動かし運ぶのかなど、スポーツとしての魅力、おもしろさはもちろんだが、何より撮影の難度の高さに引きこまれた。氷上の格闘技、めちゃくちゃおもしろい!!【前田充】
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