
英デーリーメール紙がミラノ・コルティナ・オリンピック(五輪)前半戦の大きな話題を特集した。バイアスロン女子15キロと混合リレーで2個の金メダルを獲得したジュリア・シモン(29=フランス)の犯罪歴をクローズアップした。昨年10月、チームメートのキャッシュカードを無断使用し、アルベールビルの裁判所で罰金1万5000ユーロ(約262万5000円)と3カ月間の執行猶予付き有罪判決を受けていた。
被害者となる同じフランス代表チームのジュスティーヌ・ブレザブシェ(29)のカードで総額2000ユーロ(約35万円)を超える金額を無断使用したという。当初、公聴会ではシモン本人が「そんなことをした覚えがない。理解できない」と3年間も容疑を否認。しかしシモンのスマホからブレザブシェのクレジットカード情報の写真が発見され、最後は自白し「容疑は認めるが、犯行に及んだことは覚えていない。記憶喪失のようです」と言ったという。
フランス・スキー連盟から6カ月の出場停止処分を下されたが、うち5カ月分は執行猶予となって五輪出場は認められた。21、22年には同国代表チームの理学療法士のカード情報を使って買い物をした罪でも有罪判決を受けた過去があるシモンだが、金メダル獲得後にはユーロスポーツのインタビューで「正直に言うと1人になりたい。昨夜不快な記事を読んだから。今日、自分がここにふさわしい選手だと証明したし、それ以前も証明してきた。代表チームでは過去のことは過去のことなんです」とキッパリ。しかし有罪判決から約4カ月で本当に「過去」のことになったのか…。一方で被害者となるブレザブシェは女子15キロ個人で80位に終わったこともあり、後味の悪い形となった。
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