火災と殺人事件の現場検証が行われた民家=17日午後、広島県東広島市 広島県東広島市の民家で火事があり、敷地内で40代の住人男性が血を流して死亡しているのが見つかった事件で、県警は17日、司法解剖の結果、死因は首を刃物で複数回刺されたことによる失血死と発表した。同日、東広島署に捜査本部を設置。何者かが殺害、放火し逃走したとみて捜査している。
一方、負傷した妻とみられる50代女性が県警に、「強盗に襲われた。灯油をまかれて火を付けられた」と話していたことも、女性を保護した近隣住民への取材で判明した。
この住民によると、女性は16日午前3時半ごろ、額から血を流し、靴を履いていない状態でインターホンを何度も鳴らした。「助けてください。夫がまだ現場にいる」と動転した様子だったという。
住民が110番した際、女性は自ら「マスクをした男が家にいて、刃物で脅され2階に上がるよう指示された」「もみ合いになってマスクが外れ、20代ぐらいの若い男だった」などと状況を説明。2階から飛び降りて逃げたと話したという。
県警は17日、消防と現場検証を実施。周辺では警察官が住民に聞き込みをしたり、パトロールをしたりした。