ルガル(c)netkeiba 春の短距離王決定戦に向けた重要な前哨戦となるオーシャンS。中山競馬場の芝1200mを舞台に、スピード自慢たちが激しいポジション争いを繰り広げる。過去10年の傾向を分析すると、レース間隔や前走での位置取り、馬体重などに興味深いデータが隠されている。今年も重賞ウィナーから新興勢力まで多士済々なメンバーが集結し、白熱したレースが期待される。
1.適度な間隔を空けた馬が単勝で妙味
レース間隔に注目すると、前走から中4-8週の間隔で臨んだ馬が過去10年で[4-5-4-57]の成績を収めている。複勝率は18.6%にとどまるものの、単勝回収率が104%と100%を超えており馬券妙味は十分だ。間隔が詰まりすぎず、適度にリフレッシュしつつもレース勘を維持している馬が、人気薄でも一発の魅力を秘めているローテーションである。
2.前走の勝負所で好位につけた馬に注目
前走の第4コーナーを2-5番手の好位で通過した馬の成績に注目したい。過去10年で[5-6-2-33]の成績を収めており、複勝率は28.3%と安定した数字をマークしている。特筆すべきは単勝回収率で、114%に達している。中山の直線は短く坂もあるため、前走でも先行策から抜け出す競馬ができていた馬が、今回も好走しやすい傾向が浮き彫りとなっている。
3.馬体重520-539kgの大型馬が安定した走り
前走の馬体重別成績を見ると、520-539kgの大型馬が[1-3-1-6]で複勝率45.5%と優秀なアベレージを残している。スプリント戦はスタートダッシュや道中でのポジション争いが激しくなるため、馬体の大きな馬がパワーを生かして安定した走りを見せていると考えられる。一方で420-459kgの小柄な馬は過去10年で1頭も馬券に絡めておらず、パワーを要するこの舞台では大型馬を重視したい。
ルガルが中心。前走は阪神Cでレコード勝ちを飾っている。4番手からの競馬を見せていた点もデータの上から心強い。さらに前走時の馬体重は532kgの大型馬で、レース間隔も中8週と、好走データすべてに合致する。持ち前の先行力とパワーを生かせれば、ここでも中心となる。