
2月18日に特別国会が召集され、高市早苗首相(64)の圧倒的人気を追い風に初当選した66人の自民党のルーキー、いわゆる「高市チルドレン」がデビューを果たした。ぜひとも国会にフレッシュな風を吹かせてほしいところだが、2月8日の当選以降、メディアの取材を断るなど、すでに“頼りなさ”が垣間見られる新人もいる。
とはいえ、真価が問われるのはこれから。そこで本誌は、アンケートツール「Freeasy」にて、投票権を持つ全国の18歳以上の男女を対象に、「期待している高市チルドレン議員」についてのアンケートを実施。なお、衆院議員としては初当選だが、過去に参院議員を務めた丸川珠代氏(55)、青山繁晴氏(73)などの経験者は候補から外している。
同率3位にランクインしたのは、いずれも選挙区で当選した、神奈川2区の新田章文議員(44)、東京8区の門寛子議員(45)、長野2区の藤田ひかる議員(35)の3人だ。
’06年から菅義偉元首相(77)の秘書を務めてきた新田氏。今年1月に菅氏が衆院選不出馬、政界引退の意向を表明したことで、白羽の矢が立った。選挙では国民民主党の新人にダブルスコア以上の差をつけ、当確が出た後は、菅氏と並んでバンザイを唱えていた。アンケートでは、《元総理の菅氏の後継者だから》(70代女性)、《菅チルドレンだから》(50代男性)など、非世襲で首相まで上りつめた菅氏の後任としての実力に期待する回答者が多かった。
門氏は東大法学部卒業後に経産省に入省し、エネルギー政策に従事。その後、米名門・コロンビア大学の法科大学院を経て、ニューヨーク州で弁護士に合格した秀才だ。7日の選挙戦最終日には、高市氏も応援に駆け付けていた。回答の中には《抜群のキャリア》(60代男性)と門氏の経歴に注目する声や、《しっかりしていて、高市さんの後継者になってほしいから》(70代男性)などのエールも見られた。
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そんな門氏と同じく、官僚(外務省)としてのキャリアを持つ藤田氏。外交官としてアフリカや北米に赴任し、名門・ハーバード大学ケネディスクールの公共政策修士課程に進んだ。衆院解散直前妊娠を公表し、昨年の参院選に続き2度目の国政挑戦で当選を果たしており、アンケートでは《妊娠後も頑張っていて、バイタリティがあるから》(50代女性)といった評価が見られた。
2位は、福岡10区で当選した吉村悠(40)議員。今回のランクイン議員の中では唯一地方議員としてのキャリア(福岡県議4期)を持つ。国政挑戦は今回が2度目で、衆院選福岡10区は吉村氏のほか、’24年に自民党を除名された無所属新人、参政党の新人など保守分裂の様相を呈したが、高市旋風の追い風もあってか、有力候補の中道改革連合・城井崇前衆院議員(52)に約2万票差で競り勝っていた。
当選後の22日に更新したブログでは、《日本一の草の根運動で声を聞いてきたことが私の財産です》と綴っていた吉村氏。その姿が響いたのか、アンケートでは《若くて活動的である》(70代男性)、《地元での活躍に期待と応援したいから》(80代男性)と、地道な活動スタイルを理由に挙げる回答者が多かった。
そして、1位に輝いたのが、北海道11区の中川紘一議員(35)だ。早稲田大学政治経済学部卒業後、大手保険会社に勤務。学生時代は数多くの政治家を輩出した同大学雄弁会に所属し、安全保障を学んだ。昨年6月、自民党北海道11区選挙支部長に選任された。
これまで政治家としてのキャリアはないものの、祖父は農水相などを歴任した中川一郎氏、叔父は農林水産相、圭経産相、財務相などを歴任した中川昭一氏だ。昭一氏が亡くなった後は、妻の中川郁子元衆院議員(67)が地盤を守ってきたが、’24年の衆院選で郁子氏が落選。自民党が議席を失っていたところ、甥の中川氏が後任として抜てきされた。
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“王国”に議席を取り戻した中川氏。選挙期間中、自身のSNSでは尊敬できる人物として一郎氏、昭一氏の名前を上げることもあったが、アンケートではやはり、《祖父、叔父から続く2世議員で地盤が強いから》(60代男性)、《政治家の家系だから》(60代男性)、《代々、選挙区の地盤を引き継いでいるから》(60代男性)、《演説を見て好印象をもった》(50代男性)など、政治家一族ゆえの期待が多かった。
なお、アンケートで最多を占めたのは「あてはまる議員はいない」だった。そのような評価を覆せるか、個々の今後の活動に期待したい。
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