大田区職員4人を書類送検=参院選で白票操作容疑―都知事選でも・警視庁

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2026年03月02日 19:31  時事通信社

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時事通信社

警視庁本部=東京都千代田区
 昨年7月の参院選で白票を水増ししたなどとして、警視庁捜査2課は2日、公選法違反(投票増減)の疑いで、東京都大田区職員4人を書類送検した。4人は当時、選挙管理委員会の係長などを務めており、いずれも容疑を認めているという。選挙結果に影響はなかった。

 捜査関係者によると、同課が2016年以降に行われた複数の選挙について調べたところ、同区に残されていた開票時の集計メモと開票録の票数に誤差が確認された。無効票を不正操作してつじつまを合わせる方法が歴代の担当者らで受け継がれていた可能性があるとみられる。

 4人のうち3人の送検容疑は25年7月20〜21日、参院選の開票作業中、投票数が投票者数より少なかったため、東京選挙区で2500票、比例区で2700票の白票を水増しした疑い。残る1人は22年7月の参院選で白票を減らすなどした疑い。

 3人のうち1人は24年7月の都知事選での不正でも書類送検された。

 区や捜査関係者によると、4人のうち3人は、昨年の参院選で開票作業の進行管理などを担当していた。投開票日当日、別の担当者が、前日までの不在者投票者数を二重に計上したため誤差が生じていたが、集計システムに反映する「付票」に、手書きで白票を水増しして処理。区などが昨年8月以降に告発し、受理されていた。

 鈴木晶雅大田区長のコメント 信頼を大きく損ねてしまい、心より深くおわびする。今後、区としても厳正に対応する。 

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