北中米W杯では商業面で新たな試み…前後半の水分補給休憩時間にCM放映が可能に

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2026年03月06日 13:01  サッカーキング

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昨夏開催のクラブW杯でも、一定の条件を満たした場合に水分補給休憩が導入されていた [写真]=Getty Images
 今年6月から7月にかけて北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ2026では、前後半それぞれの中間地点で水分補給休憩の時間が設けられることが決まっているが、同休憩の時間帯において、各放送局はコマーシャル(CM)を放映できるようになりそうだ。現地メディア『ジ・アスレティック』が5日に報じた。

 FIFA(国際サッカー連盟)は昨年12月、FIFAワールドカップ2026の各試合の前半22分、後半22分に水分補給のための飲水タイムを設けることを発表。これらの措置はスタジアムの立地や天候等を問わず、どの試合に対しても共通で導入される。この休憩時間は3分間。FIFAは選手のコンディションを考慮した措置であると伝えていた。

 今回の報道によると、FIFAの役員は放送局の幹部ともこの変更について議論を重ねており、放送局が希望した場合は、飲水タイムの3分間の中で、CMを放映することが可能になる見込みだ。

 これまで、FIFAワールドカップは各国の公共放送局で放送されるケースがほとんどだったが、近年の大会では民間放送局に放送権を売却する傾向が強まっている。これらの民間放送局は、選手たちの飲水タイム中に広告を流すことが許可される。スタジアム内の大型スクリーンでは、FIFAが同休憩中のCM企業を管理する。

 FIFAワールドカップ2026の共催国であるアメリカ合衆国では、バスケットボールやアメリカンフットボールがメジャースポーツとして知られるが、これらの競技ではハーフタイムだけでなく、タイムアウトの際にCMを流すことが認められている。イメージはこれらに近そうだ。

 なお、『ジ・アスレティック』に提供されたFIFAのガイドラインによると、各放送局は、審判が飲水タイムに入るホイッスルを鳴らし、プレーが中断されてから20秒以内に広告を放映してはならないという。同様に、プレーが再開される30秒以上前には試合映像に戻ることも義務付けられている。言い換えると、CMのために使える最大の時間は2分10秒だ。

 もちろん、CM放映は義務ではなく権利である。そのため、スタジオで試合の解説をすることや、中継映像を続けることも可能。中継映像を縮小して、画面の一部に広告を表示することもできるが、画面を完全に切り替えない場合は、CMとして放映できる企業はFIFAの公式スポンサーのみに限定される。逆に、完全に中継を一時中断する形でCMを放映する場合、広告枠はオープンに販売される予定だと伝えられた。

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