
コスプレ衣装自作派やハンドメイド作家の中には、家庭用ではなく「職業用ミシン」を使う“ガチ勢”も少なくありません。そんなクリエイター層に刺さりそうな新製品が登場します。
ミシンメーカーの株式会社ジャノメは、最上位職業用ミシン「haute couture ecru 2000(オートクチュール エクリュ 2000)」を、2026年4月1日に発売すると発表しました。希望小売価格は25万3000円(税込)です。
「オートクチュール エクリュ 2000」は、職業用ミシンに求められる安定性や堅牢性、美しい縫い目といった基本性能を受け継ぎつつ、作品ジャンルの多様化や制作スタイルの変化に対応するため操作性を大きく向上させた最上位モデル。
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薄手の布から厚手の素材まで対応する“万能型”として開発され、ハンドメイド作家や小規模アパレル、工房などの現場を想定した仕様となっています。
縫い品質の要となる構造として採用されているのが、耐久性と安定性に優れた「DB針仕様」です。DB針は工業用ミシンでも採用されている規格で、針のブレを抑えやすく、薄物でも厚物でも縫い目が乱れにくいのが特徴。
さらに、工業用ミシンでも使われる「垂直全回転釜」を採用することで、糸締まりの安定性と縫い目の美しさを高いレベルで両立しています。
縫製速度は毎分1650針の高速仕様。長時間の連続作業でも安定した縫製ができる剛性と耐久性を備えています。
また、素材に応じて糸の流れを細かく調整できる「可変式糸案内」や、布の厚みに応じて上糸量を自動制御する「おまかせ糸案内」など、縫い目の安定性を高める機能を搭載。段差や厚みが変化する場面でも糸締まりを保ち、均一なステッチを維持できる設計です。
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さらにジャノメの職業用ミシンとして初めて「フロートモード」を採用。押さえを針板からわずかに浮かせて縫うことで、キルト芯を挟んだステッチや厚物、凹凸のある素材、皮革などでも布ずれやシワを抑え、縫い目の乱れを防ぎます。押さえの浮き量は目盛り付きの調整機構で確認しながら設定できるため、素材に合わせた細かな調整が可能です。
ハンドメイド作家や工房、アパレル関係者はもちろん、衣装制作に本格的に取り組むコスプレイヤーにとっても気になる存在となりそうな新モデル。作品の仕上がりを左右する“縫い目の美しさ”を追求した職業用ミシンとして、注目を集めそうです。
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