
レバテックは3月10日、「レバテックIT人材白書2026」を発表した。調査は2025年11月に、企業のIT人材採用担当者1000人と20〜50代のIT人材3000人を対象にインターネット上で実施した。
IT人材のなかで出世を望むキャリア志向の人は15.9%にとどまり、非管理職の約6割が管理職になりたくないと考えている実態が明らかになった。
20代の4割が「管理職になりたくない」
IT人材に対して最終的なキャリア希望を聞いたところ、「組織の中で管理職として責任範囲を広げていきたい」というキャリア志向は15.9%にとどまった。多数を占めたのは「技術的な専門性を磨いていきたい」とする技術志向で、51.5%と半数を超えた。
現在管理職に就いていない人に管理職になりたいかを尋ねると、「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計は約2割にとどまった。一方で、「ほとんどそう思わない」「まったく思わない」の合計は約6割に達している。年代別に見ると、20代では約4割が「なりたくない」と回答したのに対し、50代ではその割合が7割を超え、年代が上がるにつれて管理職を避ける傾向があった。
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管理職になりたくない理由としては、「責任やストレスが増えそうだから」(44.7%)が最多だった。次いで「適性がないと感じるから」(15.4%)、「技術者としての専門性を磨きたいから」(12.8%)と続き、マネジメント業務への負担を避け、専門性を追求したいというIT人材の本音が見える。
フリーランスへの興味が上昇傾向
会社での昇進を避けるIT人材は、どのような働き方を求めているのか。フリーランスとしての働き方に興味があると回答した人は全体の32.5%となり、前年調査から7.3ポイント増加した。特に若年層での関心が高く、20代では前年の35.1%から51.5%へと急増している。
フリーランスに興味がある理由のトップは「業務する時間や場所を自由に選択したいから」(54.8%)だった。さらに、約2割が「管理職になりたくないから」(19.8%)と回答しており、組織内の役職よりも個人のスキルを重視し、自由な働き方を模索する姿がうかがえる。実際に、現役ITフリーランスの83.5%が「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答しており、正社員回帰を望む層は8.3%にとどまった。
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