
気張り過ぎないほうが、むしろ自分本来の魅力を発揮できることは珍しくない。Xに投稿された『憧れの先輩が思ってたのと違った』は、“学生バイトあるある”の面白さをもった読切漫画になっている。
テンポ感が良く、サクサク読み進められる本作を手掛けた豊方一香さん(@toyokata10)に、どのように本作を作り上げたのかなど話を聞いた。(望月悠木)
■「私自身が共感できる、等身大の主人公にしてみよう!」
――なぜ『憧れの先輩が思ってたのと違った』を制作したのですか?
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豊方:いろいろな漫画を担当編集さんと一緒に制作していましたが、なかなかうまくいかず……。そこで「私自身が共感できる、等身大の主人公にしてみよう!」と話し合い、当時やっていたアパレルのバイトを舞台に描き始めました。
――麗奈の「売上とかどうでも良い」みたいなスタンスは、特に学生だと共感する人は多そうですね。
豊方:学生バイトあるあるですよね! 初めてのバイト先の店長がそのスタンスで、びっくりした記憶があります。お客さんにはちゃんと接するけど、ラフなところはラフで、「かっこいいな」と思っていました。そういうところから麗奈のキャラクターができています。
――物語はどのように構成していきましたか?
豊方:正反対の2人がメインの物語なので、「2人がすれ違うことはマストかな!」「渚のミスを麗奈が慰めてくれるシーンがほしいな!」など、自分が描きたいシーンを考えながら組み立てました。
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――渚と麗奈はどのように作り上げましたか?
豊方:渚は垢抜けすぎない高校生をイメージしました。性格は、気づいたらこんな感じになっていました。麗奈は憧れの先輩イメージを崩さないよう、アイドルの髪型や私服を参考にしています。
――アパレルショップが舞台ということで、服装を描くことも大変だったのでは?
豊方:「渚はちょっとダサめに、麗奈はおしゃれに」を意識していました。あと、いろいろな服を参考にしましたが、デザインがそのままにならないように気をつけました。
――テンポ感が良く、サクサク読める内容でしたね。
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豊方:麗奈の素をしっかり描くと嫌な店員になりそうだったので、なるべくギャグに消化できるよう、軽いテンポで描くことを意識しました。後半、描きたいこともいっぱいあったので、前半部分はなるべく軽く早めに終わらせようという気持ちで描いたのが、テンポ感につながったのかもしれません。
――今後はどのように漫画制作に取り組んでいきたいですか?
豊方:楽しく描けるものを、楽しく描ける範囲でやっていけたらと思っています!
(文・取材=望月悠木)
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