ベネズエラ代表のエウヘニオ・スアレス(写真=Getty Images)第6回WBC 決勝
● 米国 2−3 ベネズエラ ○
<現地時間3月17日 ローンデポ・パーク>
ベネズエラ代表が米国代表とのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦に勝利。2017年大会優勝の強豪を破り、同国史上初の世界一を成し遂げた。
侍ジャパン戦でも本塁打を放った2人の好調打者が打線を牽引した。ベネズエラは3回表、先発右腕マクリーンから一死二、三塁とこの試合最初のチャンスを作り、2番マイケル・ガルシアの中犠飛で1点を先制。5回表には8番ウィルヤー・アブレイユが中越えの2号ソロを叩き込み、リードを広げた。
投げては先発左腕エドゥアルド・ロドリゲスが主砲ジャッジを2打席連続三振に仕留めるなど、米国の強力打線相手に5回途中まで1被安打、無失点の快投。エドゥアルド・バザルド、ホセ・ブット両右腕が6回終了まで無失点で繋いだ。
しかし2点リードの8回裏、オリックス所属のアンドレス・マチャドが回跨ぎで二死まで奪うも、1番ウィットJr.にストレートの四球を与え、2番ハーパーに1号同点2ランを被弾。決勝まで5登板を無失点に抑え続けていた右腕がまさかの一発を浴び、土壇場で試合を振り出しに戻された。
それでも直後の9回表、先頭の3番ルイス・アラエスが四球を選び、代走ハビエル・サノーハがすかさず二盗を決めると、4番エウヘニオ・スアレスが左中間突破の適時二塁打を放って再勝ち越し。1点リードの9回裏を守護神ダニエル・パレンシアが三者凡退で締め、マイアミに歓喜の輪が生まれた。
6大会連続の参戦となったベネズエラは準々決勝で前回王者の侍ジャパン、準決勝では無敗だったイタリアに勝利。前回大会の準々決勝で敗れた米国に、決勝の舞台でリベンジを果たし、世界王者の称号を手に入れた。