
出産を控える日本刺しゅう職人の母。娘や自分の近況とともに、身の引き締まるような3枚の写真がThreadsに投稿されました。記事執筆時点でこの投稿の閲覧数は49万6000回を突破し、“いいね!”は6700件を超えています。
投稿者は「繍屋春駒(ぬいやはるこま) 山口果歩」(@nuiya.harukoma)さん。伝統工芸である日本刺しゅう職人であり、京繍や図案を手掛けています。SNSでは、毎日着物をまとう山口さんの静かな日常の様子を発信しています。今回話題になったのは、予定帝王切開で入院する前の心境をつづった投稿で、1歳の娘さんと一緒に撮影した写真が添えられています。
娘さんを抱っこしてたたずむ山口さんの姿は、まさに武家の奥方様。柔らかな光をはらんだ淡い練色の着物をまとう姿は、静かな庭園の風景になじんでいます。長い髪は尾長に結われ、まるで古典の世界を思わせる、えも言われぬ情趣を醸し出していました。
娘さんは赤と緑、そしてだいだい色が織り成す鮮やかな格子柄の衣をまとい、冬の景色にみずみずしい生気を吹き込んでいました。娘さんは新しい家族を迎えるにあたり、「赤ちゃん返りをしたり、お姉ちゃんになりたがったり」と心の整理を頑張っているそうです。
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ふんわりと結ばれたへこ帯には、黄金色の房飾りが幾重にも重なり、歩くたびに揺れ動く光景が目に浮かびます。2本の枝を持って黄色いもみじの中を歩く姿は頼もしく、物語の幕開けを告げているかのようです。
投稿には「一秒でファンになりました」「この家族は無形文化遺産に登録しないとダメだと思う。素晴らしい暮らし」「日本の母の姿 みたいな雰囲気がすごく素敵です」「どちらの姫君ですか」「お武家の奥方さま」「いつ見ても美しいです」といった声が寄せられています。
その後山口さんは無事元気な女の子を出産。現在は退院し、娘さんと一緒に赤ちゃんを見つめる姿を公開しています。和の情緒を感じさせる家族の光景は、日本人の心に陽だまりのような明かりをともしてくれますね。山口果歩さんはこのほかにも、日本刺しゅうに関連することや日々のエピソードをThreadsアカウント(@nuiya.harukoma)やInstagramアカウント(@nuiya.harukoma)、X(Twitter)アカウント(@nuibenotsukasa)で数多く公開中です。
画像提供:繍屋春駒(ぬいやはるこま) 山口果歩(@nuiya.harukoma)さん
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