
次の日は、ユウトの好きなゲームを一緒にしたり、気に入っている服のお店へ出かけたりしました。ユウトが楽しそうに笑う姿を見ていると、特別なことをしなくても、こうした何気ない時間こそがユウトにとって大切なのだと感じました。私も肩の力が抜けて、自然と笑顔になれました。
その日の夕食はユウトが小さい頃から好きだったチャーハンを作ることにしました。難しい料理ではないけれど、炒める音や香りが広がると、家の中に懐かしい空気が戻ってくるようでした。「何作ってるの?」と聞くユウトの声も、昔と変わらず私は思わず嬉しくなりました。

この日は思い切って、いつもの家庭の味だけを並べた食卓にしました。正直「本当にこれでいいのかな」と不安もありましたが、ユウトは一口食べた瞬間に「こういうのが食べたかった!」と満面の笑みを見せてくれました。その言葉を聞いたとき、私はようやく普通の意味を理解できた気がしました。
ユウトが言った「普通でいいよ」という言葉には、特別な料理よりも、家でゆっくり過ごしたいという思いがあったようです。
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これからは、張り切りすぎずに普段通りに迎えてあげたいなと思います。
日常の食卓や、なんてことのない会話が、帰省してくるユウトにとっていちばんの安心になるのかもしれません。
そんな時間をそっと用意できる母でいたいと感じました。
原案・ママスタ 作画・かちこ 編集・横内みか
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