
スーパーで購入した21種の果物を5年以上かけて育てた様子をぎゅっとまとめた動画がYouTubeに投稿され、「本当に流石です!」「労力が映画並み」と話題です。動画は記事執筆時点で37万5000回以上再生され、8900件を超える高評価を獲得しています。
投稿したのは、食べた野菜や果物の種を植えて収穫する動画などを発信している「のりんご」さん(@noringo)。以前には、虫に食べられて瀕死のキュウリの苗を水に挿してみた様子や、4年かけて桃を種から育てた様子が話題になりました。
今回はこれまでスーパーで購入して育ててきた21種類もの果樹について、その成長や成果について紹介してくれます。21種類のうち無事に成長したもの、収穫できたもの、最も早く実を付けたものはどれでしょうか?
まずは5年と10カ月栽培しているリンゴの紹介です。食べたリンゴから採取した種は植えて1カ月ほどで発芽し、成長しては冬に落葉するという流れを繰り返しました。種を植えて5年5カ月で2.2メートルまで成長しましたが、まだ花芽は出そうにありません。いつか花が咲き、実がなる日が楽しみですね。
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続いて紹介するのは、4年8カ月栽培しているビワです。種は植えて約1カ月で発芽し、防寒対策をして冬を越すと春には新芽が出て、すくすく成長していきます。5年目には白い花が咲き、花にはたくさんのハチがやってきました。うまく受粉できて実がなれば、夏前に収穫できる予定だそうですよ。
次は5年栽培している柿が登場。種を植えて4カ月後に発芽し、その1カ月後には本葉が開いて冬には落葉しました。春には新しい葉が出てきて、秋には天敵であるイラガの幼虫に襲われつつも、3年5カ月で雄花が咲きます。しかしまだ雌花が咲いていないため受粉ができず、実はなっていない状態です。雌花が咲き、実がなる日が待ち遠しいですね。
4つ目は、4年栽培している桃です。硬い殻を割って取り出した種は植えて7カ月後に発芽しましたが、根腐れにより瀕死状態になってしまいます。しかし春には復活して冬には落葉し、翌春には新たな葉が出てきました。種を植えて3年9カ月で花が咲き、受粉が成功して実が付いて……ちょうど4年で収穫のときを迎え、糖度24度の甘い桃をいただくことができました。
次は5年半栽培している梨を紹介。種を植えて約半年後に発芽しましたが、一度根腐れしてしまいました。しかし冬前に復活し、春にはまた新芽が出てぐんぐん成長していきます。種を植えて5年で樹高は3メートルになってもまだ花は咲きません。このままでは屋根まで伸びてしまいそうですが、今後どのように成長していくのでしょうか。
6つ目に登場するのは、4年2カ月栽培している栗です。タッパーにミズゴケと栗を入れて冷蔵庫で保管しておいたら、春ごろに発芽していました。発芽した栗を植えると10日ほどで葉が出てどんどん育ち、冬には落葉。春にはまた葉が出て、2年半で雄花だけ咲きましたが、まだ雌花が咲かないため実はなりません。「桃栗三年柿八年」とよくいいますが、栗は3年で収穫できないこともあるのですね。
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次は5年栽培しているブドウです。種を植えて7カ月後に発芽し、冬には落葉しながら成長していきました。種を植えて3年8カ月で花芽が出て、摘粒やジベレリン処理、袋掛けをしながら育てていくと……種を植えて5年で、立派なブドウを収穫することができました。
8つ目は、2年半栽培したマンゴーです。硬い殻を開け、大きな種を植えて1週間で発芽。室内で越冬して、春になったら屋外で育てると、2年半で1.3メートルにまで成長しました。マンゴーは沖縄でも実がなるまで7年かかるらしいとのことなので、開花まであと数年はかかりそうですね。
9つ目は、3年半栽培したドラゴンフルーツ。種を植えて2週間ほどで発芽し、冬は室内で過ごして5月には屋外へ出しました。その後2年で高さが1メートル、3年2カ月で一番太い茎の幅が6センチに到達します。次の夏には、花が咲くかもしれません。
次は3年半栽培しているパイナップルです。ひねって取った葉を水につけて根を出し、そこから土に植えました。葉を植えて3年ほどで花芽が出て紫色の花が咲き、3年2カ月でパイナップルの形となり、段々と黄色くなっていって……3年半で収穫の時を迎え、甘くておいしいパイナップルを堪能できました。なお収穫の数カ月後には脇芽が出て、1年9カ月で2個目を収穫できたそうですよ。
続いては7年栽培しているユズを紹介。種を植えて4カ月後に発芽してぐんぐん成長していきましたが、やがてアゲハチョウの幼虫に葉を食べられるようになってしまいました。食害が止められず、7年経過した現在でも樹高が1.6メートル程度で止まってしまっているそうです。
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12個目は121日栽培したメロンです。種を植えて2カ月で花が満開となり、小さな実がなります。そして10日ほどで大きくなり、表面にヒビが入って、種を植えて4カ月で立派なメロンが収穫できました。
131日栽培したスイカは1カ月ほどで発芽し、約3カ月で開花。人工授粉をすると数日で実が大きくなり、種を植えて4カ月でこれまた立派なスイカを収穫することに成功したのでした。
次は400日栽培したイチゴです。イチゴの皮をむいて乾燥させ、そこから取り出した種を植えてから2週間ほどで発芽。種を植えて1年ほどで咲いた花を人工授粉させると、少しずつ実が成長していき……種を植えて400日でイチゴを収穫することができました。さらにその1年後、種を植えて750日目には再び実がなり、2回目のイチゴが収穫できたそうですよ。
この後はさまざまな理由から、残念ながらお別れすることになってしまった果樹たちの紹介です。ミカンは発芽したものの成長が止まってしまい、枯れてしまいました。梅とレモンは冬越しに失敗、サクランボは根腐れ、アボカドは管理しきれずにほぼ成長しておらず、キウイは夏の暑さで枯れてしまい、イチジクは雌雄別株のため断念しました。
これまで植えた21種類の果樹を振り返りつつ、最後は枯れてしまった果樹たちについて「いつかまたリベンジしたい」と語るのりんごさんなのでした。
なお、今回のように果実から取り出した種を育てて、出来上がった実を自分で消費する場合は違法行為には当たりません。一方、登録品種の種子を植えた場合、育成者権者の許可を得ずに苗や実をフリマサイトで販売したり、近所に配ったりする行為は育成者権の侵害として違法となり得ます。
動画には、「植物の動画を見て泣いたのは初めてでした」「素晴らしすぎる!」「植物って面白い!」「すごい!!五年間も継続した結果を発表できるのが!!」「『桃・栗3年、柿8年、梨のバカヤロ15年』と農家の祖母が言ってたの思い出しました。収穫出来たものも収穫できなかったものも、これだけ育てられるのは本当に流石です!」「すごい動画。労力が映画並みなんですが…!」など、たくさんのコメントが寄せられていました。
のりんごさんは他にも、スーパーで購入した野菜や果物を育てて収穫する様子などを、YouTubeチャンネル「のりんご」で公開中。現在栽培している野菜・果物の情報はX(Twitter/@noringo_ringo)で発信しており、また家庭菜園のノウハウをまとめた著書『YouTubeでわかる! スーパーで買った野菜・果物で家庭菜園』もマイナビ出版から販売中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「のりんご」
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