
ファミリーマートは3月26日、全国1万6400店で展開するオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」の春夏新作発表会を開催した。2025年度の売り上げは約200億円に達しており、2026年度は300億円規模を目指す。
コンビニエンスウェアは「いい素材、いい技術、いいデザイン。」をコンセプトに、ファッションデザイナーの落合宏理氏と共同開発している。2021年の立ち上げから5周年を迎えた。当初は靴下やタオルハンカチなどの基本的なラインアップが中心だったが、現在ではアウターTシャツやショートパンツ、下着、雑貨までラインアップを拡充している。
ファミマの広報担当者によると、これまでの「雨でぬれた」「急な外泊」といった緊急需要に加え「新色が出たから買う」といった“目的買い”が増加しているという。また、コンビニの主な来店客層は40〜50代男性である一方、コンビニエンスウェアの購入者は男女比がほぼ半々となっているそうだ。
全国に店舗網を持つファミマならではの“手に取りやすさ”も強みだ。一方で、アパレル専門店のように商品数を増やすのではなく、売れ筋を中心に厳選したラインアップとし、デザイン性と機能性の両立に注力している。
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店舗で試着できないため、中身が見える透明なパッケージや、詳しいサイズ表記、着用イメージの掲示などで対応する。2025年からはサイズ感や肌触りを確認できるよう、人気の「アウターTシャツ」の一部を見本としてハンガーにぶら下げて展示。これらの施策も寄与して、アウターTシャツの2025年度の売り上げは前年比約6割増と伸長したという。
●ブランド初の「腕時計」発売
4月17日からは、ブランド初となる「腕時計」(1998円)を発売する。受験などの緊急時に「コンビニで購入できたら便利」といった声が寄せられていたことを受け、開発に至った。
シチズン時計と共同開発し、白と黒の2色を用意。10気圧防水に対応し、水泳時にも使用できる。ベルト穴の間隔を細かく設計することで子どもでも使いやすく、手頃な価格帯なので「初めての腕時計」にもおすすめだという。
累計販売数4万個を突破した「コンビニサングラス」(2490円)では、3月13日から新色を発売。定番の「くろ」に加え、「ブラウンミックス」「クリアブラウン」を展開する。紫外線を99%カットし、偏光レンズでまぶしさを軽減する仕様だ。
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担当者は「若い世代に人気のブラウンカラーや、色が薄めのフレームを採用することで、若年層の取り込みを狙う」と話す。
●季節に合わせた新色を投入
春夏に向けた新商品を投入する。累計3300万点を販売したソックスでは「ラインソックス」(2種類・各429円)、「ショートソックス」(8種類・各429円)をラインアップ。売り場の彩りを意識し、今後は約3.5カ月ごとに新色を追加していく。
「ラインソックス」の無地タイプの要望が多かったことから、同様に肉厚仕様とした「パイルソックス2足組」(798円)も用意。「しろ」「くろ」の2色展開で、ビジネスシーンでも使いやすい仕様とした。
ファミマ45周年を記念した「ラインソックス」(429円)と「今治タオルハンカチ」(698円)も発売した。ファミマで1980年代まで使用されていたロゴの「太陽と星」をモチーフに、オレンジや赤を配色。以前のロゴを知る人には懐かしさを、若年層には新鮮さを感じさせるデザインとした。
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「アウターTシャツ」(長袖:1998円、半袖:1498円)、「ショートパンツ」「スウェットショートパンツ」(いずれも1998円)、「ブラウェア」(2290円)などもシーズンカラーを中心にそろえる。
シリーズ累計650万枚を販売している「アウターTシャツ」では、これまでファミマのECサイト「ファミマオンライン」限定だったXXLサイズも店頭販売を開始する。
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