青学大・原晋監督「競技力の向上に寄与」選手への誹謗中傷防止などの新プロジェクト発表

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2026年03月26日 18:29  日刊スポーツ

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会見に出席した青学大の原監督(撮影・泉光太郎)

箱根駅伝9度優勝の青学大陸上部の原晋監督(59)らが26日、東京都内で会見し、新プロジェクト「RESPECTion!(リスペクション)」を発表した。SNS上での誹謗(ひぼう)中傷や性的ハラスメントなどの問題が深刻化する中、アスリートが安心して競技に打ち込める環境づくりを進めるもの。


SNSの普及により選手とファンの距離が縮まり、匿名性を悪用した心ない言葉が増えた。日本オリンピック委員会(JOC)によると、2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)では、インターネットサービス事業者へ約1900件もの削除申請もあった。


また、女性アスリートの盗撮行為や競技中の画像、映像を性的意図をもって編集する行為。指導現場のハラスメントも課題となっている。


同プロジェクトは、選手への暴力、暴言、ハラスメントの根絶に向けた啓発活動や応援の力を数値化し、行動で可視化する環境づくりなどを進めていく。具体的にはSNSを活用した選手ファーストに寄り添ったメッセージや写真投稿、ジュニア世代の大会開催、全世代型イベントの交流の場をつくることを挙げた。


原監督と早大スポーツ科学学術院教授で弁護士の松本泰介氏(46)の2人が共同代表となる。スーパーバイザーには、野球の侍ジャパン前監督で日本ハム栗山英樹CBO(64)が就任した。


さらに2024年パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級金メダルの文田健一郎(30=ミキハウス)や体操女子の杉原愛子(26=TRyAS)ら4人の現役アスリートも参画した。


5つの行動宣言をした原監督は「スポーツマンシップにのっとって明るく元気に、前向きに取り組む環境整備は必要ではないか。このプロジェクトが成功することによって、競技人口の拡大、さらには競技力の向上に間違いなく寄与してくる」。


現役選手を代表して会見に出席した文田は「アスリートである以上、その行動や結果にさまざまな声があるのは理解している。ただ、誹謗中傷は決してあってはならない。全ての人が尊重できるような社会を目指していけたら」と話した。

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