(左から)ローム、東芝、三菱電機のロゴ 半導体大手ロームと東芝、三菱電機が、電力制御に使われるパワー半導体事業の統合協議を始めることが26日、分かった。3社の強みを合わせ、世界有数のパワー半導体連合を形成したい考え。自動車部品大手のデンソーによるロームへの買収提案に対抗する狙いもある。
ロームなど3社が27日にも発表する。
ロームと東芝はこれまでもパワー半導体の生産で連携していた。デンソーがロームに買収提案したことを受け、ロームは東芝との事業統合を検討。そこにかねてパワー半導体業界の再編を主張していた三菱電機が加わった形だ。
ロームは社外取締役らで構成する特別委員会で、デンソーの買収提案と東芝・三菱電機との事業統合のどちらが企業価値向上につながるか検討する。
ロームは投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)陣営による東芝買収に加わり、計3000億円を拠出した経緯がある。一方、デンソーとロームは電気自動車(EV)や次世代車の開発で協業する計画で、デンソーは昨年9月末時点でローム株を約5%保有している。