
「洗った後の食器をどう乾かすか」という問題。実は、布巾、キッチンペーパー、自然乾燥、そしてキッチンワイプ(吸水マット)は、それぞれ一長一短。日々のプチストレスになることもあります。
今回は、自分のライフスタイルに合う方法を見つけるために、4つの乾燥スタイルを比較しご紹介します。
1. 昔ながらの「布巾」で拭き上げる
昔からおなじみの“最も伝統的なスタイル”といえば、洗った後の食器を布巾で拭く方法です。メリットは、即座に片付くということでしょう。拭いたらすぐに食器棚へ戻せるため、キッチンが常にスッキリします。また、繰り返し洗って使えるため経済的です。
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【こんな人におすすめ!】
・キッチンに物を出しっぱなしにしたくない、ミニマリスト気質の人
・布巾の洗濯が手間に感じない人
2. 「キッチンペーパー」で使い捨て拭き上げ
「清潔さ」を最優先する現代派に支持されているのが、キッチンペーパー(ペーパータオル)で拭く方法です。メリットは、常に新品を使うため、雑菌を広げる心配がゼロ。赤ちゃんの哺乳瓶や生肉を扱った後の道具にも安心です。また、使い終わったら捨てるだけなので、布巾を洗う手間から解放されます。
デメリットは、やはりランニングコストです。毎日使うと紙代が地味に家計に響きます。また、大量のゴミが出るため、エコを意識する人には心理的なハードルがあります。
【こんな人におすすめ!】
・衛生面には妥協したくない人
・「布巾を洗うのが面倒」という効率重視の人
3. 潔く「自然乾燥」にまかせる
洗った食器を水切りラックに並べて、時間が解決してくれるのを待つスタイルです。|
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デメリットとしては、見た目の圧迫感。水切りラックが調理スペースを占領し、キッチンが狭く見えがちです。また、水切りラックに水がたまったままだとヌメりが発生し、衛生的にも好ましくありません(シンクの上に立てられる水切りラックであれば、メンテナンスの手間は省けます)。
【こんな人におすすめ!】
・とにかく家事の工程を減らしたい、共働きや子育て中で忙しい人
4. 「キッチンワイプ(吸水マット)」の上へ
ここ数年のトレンドなのが、水切りラックを置かずに厚手の吸水マット(キッチンワイプ)や厚手の吸水タオルの上に置いて自然乾燥させる方法です。メリットとしては、 使わない時は畳んでしまえるため、キッチンの作業台を広く使えます。キッチンワイプならば、セルロース製やマイクロファイバー製で吸水性が高く、周囲が水浸しになりにくいです。
デメリットは、乾燥効率の限界です。 重なった部分が乾きにくいため、ある程度乾いたら向きを変えるなどの工夫が必要になります。また、布巾同様、マット自体を清潔に保つための洗濯・乾燥が必要です。
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・一人暮らしやコンパクトなキッチンで、機能性と見た目のおしゃれさを両立したい人
結局のところ、どの乾燥方法がいいかは「何を一番優先したいか」で決まります。
賢い「いいとこ取り」のススメ
4通りご紹介した洗った後の食器の乾燥方法。実は、1つに絞る必要はありません。例えば、「基本は自然乾燥だけれど、急ぎの来客時だけキッチンペーパーで拭く」、あるいは「大きな鍋はキッチンワイプの上に、小物は自然乾燥」といったハイブリッド形式が、最もストレスが少ないかもしれません。毎日繰り返す食器洗い。自分にとって「一番ご機嫌でいられる方法」を選んでみてくださいね。
(文:矢野 きくの)

