
阪神藤川球児監督(45)が開幕巨人3連戦のキーマンにクリーンアップに加え、期待の高卒5年目を指名した。
巨人阿部監督とともに臨んだ開幕前日の共同記者会見。「開幕カードのカギを握る選手」を問われると、ライバル指揮官の隣できっぱり言い切った。「タイガースとしては、森下、佐藤、大山、中川。この3、4、5、6(番)で勝負をかけたいなと。挑戦者として、竹丸投手に向かっていきます」。侍ジャパンの一員としてWBCを戦った森下、佐藤に、チームの精神的な柱でもある大山。最後に名前を挙げたのは、伸び盛りの中川勇斗捕手(22)だ。
今春の沖縄キャンプは主力中心の宜野座組で猛アピール。MVP9人のうちの1人に選ばれた。登録は捕手だが、打力を生かして左翼やDHを中心に出場を続け、オープン戦は打率3割1分、2本塁打の好成績。1軍出場は昨年の25試合のみながら、初の開幕1軍に加えて、開幕スタメンにも抜てきされた。
中川も「気合入ります」と燃えている。前日25日に丸刈りにし、引き締まった表情でグラウンドへ。「横2ミリで上が4ミリです。2カ月ぶりくらい」。藤川監督からも練習中にベンチで声をかけられ「熊谷さんと“どっちか分からん、後ろ姿が似てる”って言っていました」と和ませた。
実績十分の先輩たちの後ろでも、負けず劣らぬパワーが魅力。この日のフリー打撃では、東京ドーム左翼席最上段の看板へもぶち当てた。京都国際から21年ドラフト7位入団。森下、佐藤、大山の“ドラ1クリーンアップ”の後ろを打つ「6番」という打順にも、気後れはない。
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「思い切っていくだけかなと。開幕に入ることを目標に頑張ってオフからやってきたので。とりあえずもう、シーズンで結果が欲しい。もうそんなことしか今は考えてない」。自分のスイングをするだけ。相手先発のドラフト1位左腕竹丸を撃つ。26年シーズンの初戦から、中川の名前を全国に響かせる。【磯綾乃】
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