
<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第27節:北海道108−89宇都宮>◇29日◇札幌・北海きたえーる
レバンガ北海道が東地区首位の宇都宮を108−89で撃破し、連敗を4で止めた。元大関小錦の親戚で新加入のマックス・ヒサタケ(27)が16得点8リバウンドで勝利に貢献。計5本のダンクシュートで会場を盛り上げた。Bリーグ創設後ではクラブ史上初の通算30勝に到達し、シーズンの勝率5割以上が確定。チャンピオンシップ(CS)初進出に向けて負けられない戦いが続く中、貴重な1勝を手にした。
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レバンガ北海道の新戦力が、デビュー2戦目で連敗中だったチームに勢いをもたらした。今季最多6539人の超満員の本拠地で、初めて勝利の瞬間に立ち会った。東地区首位、東アジアスーパーリーグ(EASL)を制覇したばかりの王者・宇都宮相手に19点差をつけて勝ち取った白星。「ファンのみなさんがハッピーになることが自分の幸せ」と喜んだ。
ド派手なプレーでファンの心をつかんだ。第1Q残り6分16秒から出場すると、46秒後にはさっそくダンクでこの日初得点。母方の親戚という小錦の現役時代ばりのパワフルなパフォーマンスで、計5本の力強いダンクを決めた。ゴールリングにぶら下がってアピール。左上腕に彫られたタトゥー「ヒサタケ」の文字が何度もチラ見えした。「個人的には悪くなかった。総合的にはまあまあ」と自己評価した。
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CS進出のためにB2青森から期限付き移籍で緊急補強された。20日に合流したばかり。それでも攻守で積極的にハードワークし、リバウンドは両チーム最多の8本を記録。「40分間通して集中できた」と振り返った。
クラブは30勝に到達し、初の勝率5割以上でのフィニッシュが確定した。トーステン・ロイブル監督(53)は「このクラブにとって非常に大きなステップ」と誇らしそう。順位は東地区5位のままだが、3位群馬、4位A東京とは勝率で並び、CS進出圏内再浮上のチャンスを残す位置にとどまる。ヒサタケは「チームとしての目標はCS出場。達成するために、集中力を切らさずに進んでいく」と気合MAXで語った。【保坂果那】
◆マックス・ヒサタケ 1998年4月10日、米ハワイ州コナ生まれ。イリノイ工科大卒業後、21年10月にB1SR渋谷に加入し、22年3月にB1三遠に移籍。22−23年はB2青森に所属。B1茨城やB2神戸を経て24年6月から2季ぶりに青森復帰。26年3月から北海道に期限付き移籍。203センチ、105キロ。家族は両親と妹。ポジションはPF。元大関小錦は「家系図が複雑で細かく説明はできないけど、母方の親戚」という。
○…プロ2年目の道産子・菊地広人(24)が自己最多17得点をマークした。接戦の中で大事な得点を決め、3点シュートは確率5割で3本成功。「チーム全員で勝ち取った勝利。ようやく自分たちのバスケットをお見せすることができた。CSに行けるように頑張る」と誓った。試合後、急きょ用意された10万円の賞金にガッツポーズで喜び「生活費の貯蓄にまわします」と照れ笑いを浮かべた。
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