
SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2025年3月にThreadsで話題になった「息子の小学校卒業で腕を組む34歳ママの6年後」について、投稿者の天野さとみ(@chansato3)さんに話を聞きました。
話題となったのは、「左:小学校の卒業式 右:高校の卒業式」と公開した息子さんの卒業式での親子ショットです。天野さんは和装が大好きで、普段から着物を着ているのだとか。息子さんの卒業式にも、晴れやかな着物を着て出席したようですね。
1枚目の写真は小学校の卒業式で、天野さんは白地の華やかな着物を着てにっこりと笑顔を浮かべています。天野さんはノリノリで息子さんと腕を組もうとしていますが、中学入学を目前に控えた思春期の息子さんは照れているのか、両腕を広げてママから距離を取るようなそぶりを見せています。
そしてこの日から6年がたった2025年3月、ついに迎えた高校の卒業式では……。着物姿で6年前と同じようにわが子の腕を取る天野さんに対し、息子さんは堂々と仁王立ちしてサムズアップ! 中学校の卒業式は反抗期中だったため写真を撮らせてもらえなかったそうですが、高校の卒業式では仲良しぶりが伝わる親子の腕組み2ショットを撮影することができました。
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この6年間で息子さんは12歳から18歳に、天野さんは34歳から40歳になったそうです。息子さんは第一志望の国立大学に合格し、本記事を執筆時点では大学1年生。今から3年後の大学卒業式で撮る2ショットが楽しみですね。
反抗期を乗り越えた母と子の距離感が伝わるステキな写真に、リプライ欄では「こういうの楽しくて素敵! 息子さん、大きく、そして大人になりましたね」「着物が似合う素敵な母憧れます 腕組みとか最高すぎます!」「息子さんの身長の伸び!! 卒業おめでとうございます」といった反響が多数。また、6年たっても変わらない天野さんの姿に、「待て待てお母さん、変わってないぞ!?」「お母さんヴァンパイアですか!」「お母様若くなってませんか」と驚く声も上がりました。
ねとらぼ編集部では、この2枚の写真がバズった当時の状況について投稿者の天野さんに話を聞きました。息子さんが照れずに腕を組んでくれたときの、母としての心境とは——?
——息子さんの卒業式を迎えたときの、天野さんの心境を教えてください
天野さん:「子育ての終わり」を感じました。これからも親子であることには変わりないのですが、私は母親役、息子は子ども役から今日ここで卒業するのだなと、そんな感覚がありました。寂しさよりもうれしさの方が勝っていましたね。
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——小学校の卒業式と同じポーズで写真を撮るのは、心に決めていたのでしょうか? 息子さんもサムズアップを決めており、ノリノリという印象ですが、当時の息子さんの反応なども気になります
天野さん:それが全くの偶然で。帰り道「あんなに小さかったのにな」なんて感慨に浸りつつ小学校のときの写真を見返して「あっ」となりました。
この日は少しも恥ずかしがることなくノリノリで撮ってくれましたね。そんなところにも成長を感じます。
——該当投稿がバズったことについて、今あらためてどのように受け止めていますか? 特に印象に残っているコメントなどがあればそれも知りたいです
天野さん:毎年この時期の着物界隈ってキナ臭いんです(笑)。「卒業式に着物着る母親って苦手」とか、「子どものハレの日を使って承認欲求を満たそうとするな」とか。
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それで、着物はやめといたほうがいいのかな……と思ってしまう方もおられるようなのですが、たくさんの肯定的なコメントをいただき、「そんなことないよ、好意的に受け止めてくれる人の方がずっと多いんだよ」ということを図らずも示す形になったのは意義のあることだったと思っています。
印象的だったのは、息子の母校の先輩が偶然この投稿を発見してお祝いの言葉を寄せてくれたことです。SNSならではのステキな出会いですよね。
——息子さんは大学1年生になったかと思いますが、現在の生活や関係性はいかがでしょうか?
天野さん:初めての一人暮らしをしながら、車の免許を取ったりスキーに行ったりと、THE大学生という生活を謳歌(おうか)しています。勉強も楽しいようで、大学院への進学も検討しているとのことでした。
珍しくLINEが来たと思ったらほぼ100%資金提供の要請なのですが、それも親の役目だと思っています。でもそれ以外の連絡ももうちょっとしてほしいな、というのが本音ですけどね(笑)。
画像提供・協力:天野さとみ(@chansato3)さん
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