
教職を一度離れ、陸上男子長距離の駿河台大で箱根駅伝に出場後、埼玉・藤中男子駅伝チームを全国中学校駅伝優勝に導いた今井隆生教諭(35)が3月末に同職を退職し、4月1日付で山梨学院高駅伝部の男子監督に就任することが31日、分かった。近日中に発表される。
同校関係者によると、今井教諭の起用は、駅伝強化の一環。30代で学生最高峰の箱根を走った経験と、藤中の男女を全国に導いた手腕などを総合的に評価した。
日体大時代からトライアスロンに励んでいた今井教諭は、箱根路を夢見て埼玉県の中学体育教師を休職。20年に駿河台大心理学部3年から編入した。
22年箱根駅伝に初出場の駿河台大で4区を務めた。小田原中継所では中学の教え子でもあった5区永井竜二(当時3年)とタスキリレーもした。自身は区間20位に終わったが、当時を指揮していた徳本一善監督(現芝浦工大監督)からレース中に「謝ってきたらぶっ飛ばすぞ」と、ゲキを受けたことで、感動を呼んだ。
中学教員復帰後、24年の全中駅伝では藤中男子を初出場ながら初優勝。さらに翌25年は女子も全国に導き、5位入賞と健闘した。
|
|
|
|
夢をかなえた感動のタスキリレーから4年。次は中学よりも厳しいカテゴリーである高校の指揮官となり、全国駅伝(都大路)の栄冠を目指す。
同校関係者は「男子を中心に大学(山梨学院大)との校内連携強化をしながら、競技力と人間力の向上をモットーに頂点を極めてほしい」としている。
山梨学院高駅伝部は男女それぞれで25度の都大路出場歴があり、男子は13年に優勝経験がある。昨年は男女出場を果たし、男子35位、女子28位。主なOBには25年世界選手権東京大会男子1500メートル代表の飯沢千翔(住友電工)らがいる。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。