警視庁本部=東京都千代田区 アフリカ東部エリトリアに駐在していた前日本大使の男(64)が、東京都内で妻にナイフを突き付けたとして、暴力行為等処罰法違反容疑で、警視庁向島署に逮捕されていたことが7日、同署への取材で分かった。逮捕当時、容疑を否認していたが、その後、起訴されたという。
同署によると、逮捕、起訴されたのは近藤茂被告。2月に妻が「夫とトラブルになり、ナイフを突き付けられた」と110番し発覚。同被告は妻に離婚届の署名を迫っていたといい、現場には子どももいた。けが人はいなかった。
外務省によると、在エリトリア大使館は昨年1月に開設され、同被告は今年1月に依願退職するまで大使として活動していた。同省人事課は「退職後のことは承知していない」としている。