《阿部巨人》ミス連発で“自滅敗戦”するも怒らぬ監督にファン違和感「サンキュー言ってる場合じゃない」

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2026年04月10日 07:00  週刊女性PRIME

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巨人・阿部慎之助監督

 開幕からどうにも乗り切れない阿部巨人。4月7日には鬼門のマツダスタジアムで広島に手痛い敗戦を喫した。拙守と四球が絡む自滅に近い内容だったが、試合後の阿部慎之助監督は、昨年までなら想像もつかないほど穏やかな姿勢を貫いている。この急激な変貌は、長期戦を見据えた真の信頼か、それとも選手の成長を阻む甘やかしか……ファンの間でも熱い議論が巻き起こっている。

坂本勇人を擁護する阿部監督

 広島の先発・森下暢仁が圧巻の投球を見せる一方で、巨人の先発ウィットリーは制球に苦しんだ。特に5回、投手の森下にフォアボールを与えた直後、大盛穂に痛恨の2ランを被弾。自らの首を絞める形となったが、それ以上に深刻だったのが野手陣の乱れだ。

 この日ファーストに入った増田陸が、強風の影響もあったとはいえ、二回と三回に連続で落球して2失策。さらにショートの門脇誠にも失策が記録されるなど、守備の乱れが敗戦に直結した。

「昨年までの阿部監督であれば、こうした失態に対しては試合中であっても露骨に不機嫌な表情を浮かべ、“懲罰交代”を命じてもおかしくはなかった。阿部監督といえば、記者会見でも選手を名指しして批判したり、不調に苦しんだ戸郷翔征を“戦犯”のように突き放すなど、鬼軍曹ぶりが目立ち、そのパワハラ体質が選手の萎縮を招いているとの指摘も聞かれたものでしたが、今シーズンは一転、『Thank you』をV奪還への合言葉に掲げ、ミスをしても全員でカバーし合う精神を打ち出しています」(スポーツ紙記者、以下同)

 阿部監督は7日の試合で2失策を犯した増田に対しては、「突風が吹いていたんじゃないですか」と苦笑い。6回5失点のウィットリーにも「日本の野球をもっと勉強していってほしい」と注文を付けるにとどめ、昨年からの“キャラ変”は明らかだ。

「深刻な不振に喘ぐ坂本勇人に対しても、『アンラッキーなのも多いし、きっかけがあれば上がっていく』と擁護していましたが、不機嫌な態度でベンチを凍りつかせるよりも、風通しをよくして結束力を高めようと意図的にふるまっているように見えます。確かに、この日の試合では二塁の浦田俊がファインプレーで増田のミスをカバーする場面もあり、勝利にはつながらなかったものの、チーム内では『サンキュー』の連鎖が生まれつつありました。ただ、勝負師としては“甘さ”にも映るこの姿勢が、チームの“緩み”に繋がらないか心配ではあります」

 ネット上でも、阿部の変貌は話題となっており、「誰でもミスはするのだから、孤立させないことは大事」「苦虫を噛み潰したような顔をしていた阿部監督が変わろうとしているのなら応援したい」といった声も聞かれる一方で、「ミスをカバーし合うのは理想だけど、プロとして最低限の守備ができないのは別の話。サンキューなんて言ってる場合じゃない」「投手に四球与えて被弾なんて、外国人だろうと厳しく叱責しないとダメ」といった否定的な意見も見受けられる。

「今の巨人の最大の問題は、新戦力が勝敗に直結しすぎている点です。レギュラーを固定できず、若手の出来や成長次第という不安定なチーム状況。坂本や中山礼都などの不調が打線のブレーキになっていますが、ここで監督が厳しい檄を飛ばすのと温かい目で見守るのと、どちらが戦う集団となれるのか。上位に抜け出すには時にはサンキューを封印した愛のムチも必要になるはずです」

 合言葉一つでチームが劇的に変わるほどプロの世界は甘くないだろうが、阿部監督が掲げる「サンキュー精神」は、チームにどんな影響を与えるだろうか。

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