画像提供:マイナビニュース貯金ゼロから資産を築いた投資家であり、教えるプロ(元塾講師)でもある「たけ」氏が、新NISAの仕組みから銘柄選び、老後の「出口戦略」までを解説した書籍『月1万円からの損しないはじめかた 新NISAでお金を増やしましょう』(KADOKAWA)。
本稿では同書の内容から一部を抜粋し、資産5,000万円から1億円を目指すための考え方と資産配分のポイントを解説します。複利の力によって資産が加速的に増える一方、運用額が大きくなるほど値動きのリスクも拡大します。1億円を現実的に目指すために必要な運用の考え方や、暴落時にも耐えられるアセットアロケーションの重要性について見ていきましょう。
○資産1億円へのロードマップ
資産額が5,000万円に到達したら、1億円はすぐです。なぜならここからは複利の力がロケットのように爆発的に働くからです。
「だったら、1億円を目指してみよう」という方のために、資産の増加スピードを上げて5,000万円から1億円に到達するために必要な考え方や、メンタルについて押さえておくべきことについて解説します。
そもそも5,000万円という大きな塊(元本)があれば、追加投資せずとも複利の力だけで1億円に到達することができます。
具体的に、1億円に到達するまでの年数を見てみましょう。
【パターン1】積立なしで運用だけ
→5,000万円をそのまま年利9%で運用
→約8年で1億円に到達
追加の入金がゼロで、ただほったらかしで運用を続けるだけで10年かからずに資産が倍になる可能性があります。
ただ油断は禁物です。運用金額が大きくなるにつれて1日のプラスマイナスの変動幅が大きくなります。
5,000万円投資をしていたら、1%動くだけで50万円になります。会社員の月収分が1日で動くことになります。
2024年のS&P500のように株価が上昇して40%以上までリターンが出れば、1年で2,000万円プラスになります。
逆にリーマンショック級の暴落が来て極端な話−50%になった場合は2,500万円を失うことになりダメージがとてつもなくデカいのでメンタルをやられないよう注意が必要です。
新NISAの枠を埋めきったからといって余裕資金を寝かせたままにせず、特定口座でも引き続き投資を続けていくことでより資産の増加スピードが速まります。
【パターン2】毎月の積立を継続
→5,000万円+毎月10万円積立
→約6.5年で1億円に到達
1億円は、遠い未来の話ではなく、数年単位の「射程圏内」にあることがわかります。
○1億円を目指すなら暴落に耐えられる資産配分が重要
あとは暴落が来たときにダメージが少なくなるような資産配分にしておくことも大事です。
「どの個別銘柄を買えば儲かりますか?」
投資をはじめると、どうしてもこうした「具体的な商品名」に目が向きがちです。
しかし、投資で着実に、そして大きな資産を築くために最も重要なのは、実は個別銘柄の選択ではありません。
投資の成果(リターン)の8割以上は、アセットアロケーションで決まるといわれています。
○『月1万円からの損しないはじめかた 新NISAでお金を増やしましょう』(たけ/KADOKAWA)
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