スターアニス(c)netkeiba 今週から仮柵が設けられたBコースを舞台に若き牝馬がスピードと瞬発力を競う桜花賞は、牝馬クラシック第1弾。キャリアの浅い馬同士であることに加え、近年ではいわゆるトライアルレースを使わずに挑む馬が多く、難解だ。舞台となる阪神競馬場外回りコースを使用する芝1600m戦は、スタートしてしばらくは平坦だが、残り600m付近から400mの間に約2m下り、最後は高低差1.8mの急坂がゴール前に待ち構える。枠順により有利不利も少なく、スピードと瞬発力、そして総合力が問われるコースだ。
◎スターアニスは昨年の最優秀2歳牝馬。デビュー2戦目に小倉競馬場芝1200mの未勝利戦を楽勝し、続く中京2歳Sは、早め先頭から押し切りを狙うも、同タイム2着。結果的には敗れたが、レコードタイム更新の立役者となり、3着以下には7馬身の差をつけた。前走の阪神JFは前後半の半マイルが45.9秒、47.3秒というハイペースを中団から。最後は、外から力でねじ伏せて高いスピード能力と優れた瞬発力を示している。同じ舞台を経験し、勝っているのは大きなアドバンテージだ。
〇ディアダイヤモンドはアネモネSの優勝馬。デビュー2戦目の未勝利戦を7馬身差で圧勝した直後のシンザン記念は熱発明けのマイナス体重での出走でもあり見せ場なく敗れてしまったが、前走のアネモネSは前後半のマイルが46.3秒〜46.4秒という速い流れを好位追走。最後は先行馬の外から脚を伸ばしてレースレコードを塗り替えた。ゲートセンスが良く、どんなペースにも対応できるのが武器。前走の内容から、無視できない存在だ。
▲ドリームコアは、昨年6月のデビュー戦から4戦連続してマイル戦を使われて[3-0-1-0]。出遅れながらもメンバー最速の末脚で追い込み3着だったサフラン賞以外はすべて勝利をものにしてきている。前走のクイーンCは前後半の半マイルが46.8秒〜45.8秒というスローペースの流れの中、道中は好位のインでじっと我慢。最後の直線ではなかなか前が開かずにヒヤリとさせたが、進路を確保すると一気に突き抜けた。侮れない。
△ギャラボーグは阪神JF2着。未勝利戦を勝ちあがったばかりでの挑戦で、道中は後方に置かれたがロスなくインを回って2着争いを制している。GI競走でメンバー最速の末脚で2着なら、押さえておく必要がありそうだ。
ファンタジーSで勝負強さを見せた△フェスティバルヒルとスピード豊かな△リリージョワ。前走の内容が良かった△ブラックチャリスにもチャンスはありそうだ。