
では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール
ペンネーム:シンジュ年齢・性別:72歳・女性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:長野県
現在の現預金:2200万円、リスク資産:800万円
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):8万2000円(繰り下げ受給)老齢厚生年金(厚生年金):11万5000円(繰り下げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険5万円
年金以外の収入:不明
配偶者の収入:なし
ひと月の支出:16万円
「行ってよかったシニアの旅先は京都の嵐山周辺」
現役引退後は「1年に4回以上、友人との旅」を楽しんでいるというシンジュさん。シニアになって行ってよかった旅先として挙げたのが、「2024年5月1日に高校時代の友人3人」と訪れた「3泊4日の京都、嵐山周辺」です。
「嵐山の渡月橋を友人とゆっくり歩きながら、学生時代の思い出話に花を咲かせた時間は、何よりの宝物です。新緑の青もみじが鏡のような水面に映り込む光景は、思わず言葉を失うほどの美しさで、『生きていてよかった』と心から感じた瞬間」だったと言います。
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さらに「嵯峨野トロッコ列車に乗るなら、事前に予約をしておくと、座って無理なく保津川の絶景を楽しめるので、ぜひ旅程に組み込んでみてください」とも。
なお旅行にかかった費用は「1人あたり合計12万円です。往復の交通費が3万円、3泊分の宿泊費が6万円。残りの3万円は、食事代や拝観料、お土産の京菓子などの購入費用に」充てたとのことです。
「老齢年金を繰り下げたことで増えた受給額を、旅行資金として積み立て」
嵐山周辺への旅では、シニアならではの苦労もあったようで、「ホテルの予約や電車の乗り継ぎを全てスマートフォンで完結させましたが、デジタル操作に最も苦労しました」とのこと。一方で「取り越し苦労だったのは食事の量。(食べきれないのではと不安でしたが)シニア向けの少なめプランを選べば、最後までおいしくいただけました」と振り返っています。旅行を計画している同世代に向けては、「駅から宿までの移動手段にタクシーを積極的に取り入れるなど、計画段階で、体力を温存する工夫を取り入れておくことが大切です。また、履き慣れた靴で行くことはもちろん、着替えは最小限にして宅配便で送るようにすると、移動が格段に楽になります」とアドバイス。
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最後に、年金生活における旅費のやりくりについて、「老齢年金を繰り下げたことで増えた受給額を、旅行資金として積み立てるようにしています。日常の食費や光熱費は個人年金保険の範囲内でやりくりし、公的年金は自分の楽しみのために使うとあらかじめルールを決めていたおかげで、将来への不安を感じずに、旅を謳歌(おうか)できています」と教えてくれました。
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(文:あるじゃん 編集部)

