

父が亡くなってから、母はタイヤを交換せずに乗りつづけていたようです。しかも母が駐車しようとした位置は枠からかなりずれていました。普通に駐車したら縁石に当たることなんてありません。私は思わず子どもたちに確認しました。



私たちは業者に連絡して到着を待つことにしました。事情を話して助けを求めると、近くに住む兄もすぐに駆けつけてくれました。そのうちお腹を空かせた子どもたちが騒ぎ始めたため、私は兄に対応を任せてその場を後にしたのです。

この地域の暮らしは車ありきです。母もまさに自分の足のように車を運転していました。だから免許返納なんてありえないし、まだまだ運転してもらわなくちゃと思っていたのです。自分の親が老いているのを認めたくないという気持ちもあったのかもしれません。
けれど目の前で母の車がパンクしてしまったのを見て、私は現実を見せられたようなショックを受けたのでした。危ないと警告してくれていたチナツさんは、きっといずれなにかが起きるだろうと見越していたのでしょう……。
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原案・ママスタ 脚本・ササミネ 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子

