インテルが大量4得点でコモとの撃ち合い制す! [写真]=Getty Images セリエA第32節が12日に行われ、コモとインテルが対戦した。
スクデット奪還を目指すインテルは31試合で勝ち点「72」を獲得し、ともに1試合消化の多い2位ナポリに「6」ポイント差、3位ミランに「9」ポイント差をつけて優勝争いを大きくリード。0−1で敗れた第28節のミラノ・ダービーから3試合連続で勝ち点を落としたが、前節はローマに5−2と快勝し、4試合ぶりの白星を手にした。今節の対戦相手はセスク・ファブレガス監督のもとで躍進が続いているコモ。前節終了時点で4位につけており、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が現実的な目標となっている。リーグ戦7試合負けなしの勢いそのままに首位撃破となるだろうか。
前線からの連動したハイプレスでインテルの自由を奪い、ボール保持率でも上回るなど上々の入りを見せたコモ。徐々にゴール前に迫るシーンを増やしていく中で迎えた36分、右サイドで起点を作ったところからニコラス・パスがアサン・ディアオのフリックを受けて一気に加速し、そのまま敵陣ボックス内右に侵入。左足のシュートはGKヤン・ゾマーにセーブされるが、こぼれ球をアレックス・バジェが押し込み、ホームで先手を取った。
先制点から9分後にはクロスボールをキャッチしたGKジャン・ブテが敵陣右サイドの広大なスペースへ絶妙なパントキック。抜け出したニコ・パスが相手DFが寄せ切る前に左足を振ると、狙い澄ましたシュートが左ポストを叩いてからネットを揺らし、コモが貴重な追加点を挙げる。対するインテルは失点からわずか1分後、右サイドの深い位置を取ったニコロ・バレッラのクロスをマルクス・テュラムがダイレクトで蹴り込み、1点差に詰め寄って前半を終えた。
後半開始直後の49分、バレッラが相手DFラインの背後へ浮き玉を落とすと、マルク・オリヴァー・ケンプフのミスを見逃さなかったテュラムが前に出ていたGKブテの頭上を抜くループシュートを沈め、インテルが試合を振り出しに戻す。さらに58分にはハカン・チャルハノールの絶妙なフリーキックにデンゼル・ダンフリースが頭で合わせ、一気に試合をひっくり返した。
勢いに乗るインテルは72分、敵陣中央の浅い位置でフリーキックを獲得すると、チャルハノールがゴール前に柔らかい浮き玉を供給。マヌエル・アカンジが競り合ったこぼれ球をダンフリースが蹴り込み2点リードに。対するコモは89分にルーカス・ダ・クーニャがPKを沈めて1点を返すが反撃はそこまで。試合は3−4で終了し、撃ち合いを制したインテルが2位ナポリと「9」ポイント差、3位ミランと「12」ポイント差をつけた。
次節は17日に行われ、コモはアウェイでサッスオーロ、インテルはホームでボローニャと対戦する。
【スコア】
コモ 3−4 インテル
【得点者】
1−0 36分 アレックス・バジェ(コモ)
2−0 45分 ニコラス・パス(コモ)
2−1 45+1分 マルクス・テュラム(インテル)
2−2 49分 マルクス・テュラム(インテル)
2−3 58分 デンゼル・ダンフリース(インテル)
2−4 72分 デンゼル・ダンフリース(インテル)
3−4 89分 ルーカス・ダ・クーニャ(PK/コモ)