30時間掛けて作った6万6000円の巨大ガンプラ→1300個のパーツ全てを塗装すると…… 奇跡のような完成品に「至高の技術」「本当に塗ったのか」

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2026年04月14日 18:45  ねとらぼ

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ねとらぼ

6万6000円のガンプラ

 組み立てるだけでも一苦労な巨大ガンプラを全塗装する動画が、YouTubeに投稿されました。もはや“修行の領域”に達しているハードな作業が話題となり、記事執筆時点で6万4000再生を突破。3900件以上の高評価を獲得しています。


【画像】完成した作品


“福岡カラー”にしよう

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「玄関工房 -GENKAN KOBO-」を運営しているジリすけさん。ガンダムのプラモデル制作やカスタマイズを中心とした動画を公開しており、以前には1/144スケールのガンダム試作3号機「デンドロビウム」の全塗装が話題となりました。


 今回の題材は「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」(税込み6万6000円)です。これまでに何度も商品化されてきたνガンダム史上最大サイズのキットで、1300ものパーツを使用。徹夜で作業しても完成するまでに24時間以上かかる大ボリュームです。


地獄の始まり

 そんな巨大ガンプラのカラーリングを、ららぽーと福岡に設置された立像「RX-93ff νガンダム」のものに変えていきます。まずは組み上げた機体を分解。各パーツにヤスリがけを施します。しかし、ここでアクシデントが発生! なんと脚の付け根が折れてしまいました。作業はまだ始まったばかり……。


 各パーツは複雑に合わさっているため、取り外す順番は非常に重要。間違えるとさらに破損する恐れがあります。分厚い説明書を逐一確認しなければならないので、ただ分解するだけの作業にすさまじい時間を費やしました。


 解体が終わったら、ようやくヤスリがけです。ペンサンダーや紙ヤスリをフル活用し、表面を整えていきます。磨き終わったパーツは部位ごとに紙コップでまとめて管理。心を「無」にして、ただひたすらに研磨。そのつらさはスポーツの基礎練習に近いそうです。


 美しく塗装するためにも研磨後のパーツ洗浄は欠かせません。全パーツを超音波洗浄機にかけてしっかり洗いたいところですが、νガンダムの装備であるフィン・ファンネルは非常に巨大。機械に入らないので自分でブラシがけします。プラモデル制作とは思えない光景。


とにかくボリュームがすさまじい

 部品数があまりにも多いため、乾燥ブースに入りきらず、塗装時に使う支持棒も全く足りない状態。しかし、塗装ブースからダクトを引っ張ってきて風を当てたり、クリスマスツリーのごとく1本の支持棒に何個ものパーツを刺したりと、工夫を凝らして対処していきます。


 そしていよいよ本題の塗装作業がスタート。まずは内部フレームのパーツを濃淡が異なる複数のグレーで塗装しました。


 青色が印象的な“福岡版νガンダム”を再現するために用意したのは、フタロシアニンブルー。ただ塗るだけで深めの青に仕上がり、白い塗料と合わせれば鮮やかな水色が出来上がります。


 下地として真っ黒に塗装してからパーツ固有の色に塗ったり、白い塗料の上から塗って鮮やかに発色させたりと、その塗装方法は実に多様。なかなか終わる気はしませんが、頑張って塗っていきます。


 せっかくだからとメッキパーツにも独自の塗装を施しました。そしてついに塗装が完了! 後は組み立てるだけです。そう、24時間以上もかかった組み立て作業です。ゴールはまだまだ遠い。


 メタリックシールとエッチングパーツも貼りながら組み立てることで、まずはフレームむき出し状態のνガンダムが完成しました。この状態で飾っておきたいほどの格好良さ。見えなくなるのはもったいないですが、この上に外装フレームを張っていきます。


 どんどんνガンダムが形になっていく、とても楽しい組み上げ作業。塗装により素組みの時とは異なる表情を披露してくれるため、組んでいて全く飽きなかったそうです。


 腕や脚、胴体などをある程度組んだところで機体のあちこちに水転写式デカールを貼ります。LEAPROから提供してもらった発売予定の1/60汎用デカールを投入。νガンダムにもなじむデザインで、たくさん貼ってもゴチャついた印象になりません。また、福岡版νガンダムカラーのアムロ・レイのパーソナルマークを自作。青と黄で彩られた同マークを機体各部に貼りました。


地獄の果ての景色

 折れてしまった脚の付け根を瞬間接着剤で固定しつつ、頭や手足を取り付ければ全塗装したνガンダムの完成! デカール追加と塗装を施したことで全体的に“深みと情報量”が増し、もともと完成度の高いキットがさらに格好良くなりました。6万6000円も払って地獄を見ただけの価値はあるそうで、「この完成した時がたまんねえんだ」と振り返っています。


 作業量がとにかくすさまじい動画には、「全塗装するとは…熱意がすごい」「福岡カラーというのがまた渋い」「これはやばすぎるわ。至高の技術」「右側のフロントスカートに赤と青の差し色入ってるのかっけぇ!」「四月バカの画像合成じゃなくて本当に塗ったのか…」「もはやウソであってほしいほどの作業量」「前回までのあらすじからもう濃すぎるw」など驚きの声が多数寄せられています。


 ジリすけさんはYouTubeチャンネルの他、X(Twitter/@genkankobo)アカウントも運営中。プラモデルやフィギュアのレビュー動画なども公開しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「玄関工房 -GENKAN KOBO-」




このニュースに関するつぶやき

  • 偽オタクの主催者さぁ、これが本当に作品を愛してやまない人なんだよ。少なくともオタクは自分が愛する作品を思想に使わないよ、迷惑かけるから。
    • イイネ!16
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