
性的虐待の罪に問われたエプスタイン氏との関係が指摘され解任されたイギリスの前駐米大使をめぐり、政府高官が身元調査の時点から前大使が不合格だったと示す機密文書を議会に提出することを検討しているとイギリスメディアが報じました。
ピーター・マンデルソン前駐米大使は、性的虐待の罪で起訴され勾留中に死亡した富豪のエプスタイン氏と親交があり、「最高の友達」と記すなど、エプスタイン氏を支援していたことなどが判明、去年9月、スターマー首相が解任していました。
そのマンデルソン氏をめぐり、イギリスのガーディアン紙が「マンデルソン氏が治安当局から身元調査の承認を得ていなかったものの、外務省がその決定を覆し、彼が就任できるようにした」と明らかにしました。さらに、複数の政府関係者の話として、「こうした事実や文書を議会情報安全保障委員会に公開するかどうかについて意見がわかれている」と伝えています。
委員会は、マンデルソン氏の任命に関して、最も機密性の高い文書を評価する役割を議会から委任されています。
マンデルソン氏は、スターマー首相の最側近だったことから、過去に野党がスターマー首相の任命責任を追及していて、問題が再燃する可能性もあります。
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野党の緑の党などはこの報道を受け、「スターマーはそれでも彼を駐米大使に任命した」「スターマーは辞任すべきだ」などとSNSに投稿していて、攻勢を強めています。
