
「この会社終わってるな…」と見切りをつけたくなる瞬間は、ふとしたときにやってくるものだ。投稿を寄せた60代男性は、以前勤めていた医薬品製造業の工場でのエピソードを明かしてくれた。
全国区メーカーの子会社で従業員は30名ほどだったというが、会社全体がかなりやばい体質だったようだ。(文:篠原みつき)
「電話出て下さい」と言われて出た天下り社員の第一声「もしもし」
男性の会社には総務部のスタッフが6人ほどおり、残りが製造部門と研究部門だったという。ある時、総務部の室内に2人しか人員がいない時があった。
「外からの電話が2つ以上鳴ってるのに、1名Aは電話をとらず平然としていた。電話を受けてるもう1名BからAへ『電話出て下さい』と言われて、Aが出る。Aの第一声が『もしもし』であった」
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続けて男性は、Aについてこう語る。
「Aは天下りの人。Aの親会社での職種歴は知らないが、常識なさすぎ」
親会社からの天下りとはいえ、基本的なビジネスマナーすら怪しい社員が平然と居座っているのは疑問だ。さらに、この総務部門から呆れた提案が出たという。
「この業務を郵便物を出す部門が自ら行ってほしい」
ある時、総務部門から社用郵便物の投函業務についてこんな希望が出された。
「『社用郵便物の投函業務はそれまで総務が全てを行なっていた。この業務を郵便物を出す部門が自ら行ってほしい』と希望が出る。 製造部門は基本ライン作業で余分な時間はなし。ちなみに最寄りのポストまでは、総務部入口玄関から徒歩5分以内」
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「この総務の希望は(私からすると当然と思いますが)否決された。そもそも上記の希望を出す時点で給料泥棒に等しい」
製造部門の状況を全く考慮していない身勝手な提案である。しかし、この会社が真に終わっているのは、非常時の対応だった。
交通マヒで社員は動けず、一方「偉い人たちは…ホテル泊」
ある日の朝、始業1時間前に地震による大規模な交通マヒが発生した。
「マヒによって出社してきた 人数は半数くらいになった。 製造部は人数が足りないので=薬事法的に不適合状態なので、予定の業務はできなくなる。 会社から出社した者への連絡など何もなし。15時頃までほったらかし」
結局、当日の営業中止や従業員の帰宅指示が出たのは15時頃だったという。公共交通機関が動き始めたのは夜になってからだったようだが、会社の上層部は早々に逃げを打っていた。
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「後から聞いた話だと、偉い人たちは朝のうちに最寄り駅前にあるホテル泊を取っていたそうだ」
自分たちだけ即行でホテルを確保し、出社した社員を夕方まで放置していたのだ。「この会社終わってるな…」と思うのも無理もない。
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