元特任准教授に懲役1年2月求刑=東大院汚職「信頼失墜」―東京地裁

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2026年04月23日 11:01  時事通信社

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時事通信社

東京地裁=東京都千代田区(AFP時事)
 東京大大学院教授らが共同研究相手から高額接待を繰り返し受けたとされる汚職事件で、収賄罪に問われた元同大大学院特任准教授吉崎歩被告(46)の初公判が23日、東京地裁(池上弘裁判官)であった。吉崎被告は起訴内容を認め、検察側は「東大に対する信頼を失墜させた」として、懲役1年2月、追徴金約196万円を求刑。弁護側は執行猶予を求めて即日結審した。判決は5月22日。

 検察側は論告などで、元教授佐藤伸一被告(62)=同罪で起訴=の強い権限を背景に、約1年5カ月の間、贈賄側に高級クラブやソープランドでの接待を要求したと指摘。「職務の公正性・廉潔性を強く害する悪質なものだ」と非難した。

 被告人質問で吉崎被告は「上司の佐藤被告に従わず、嫌われると職場にいられなくなる。未熟さを恥じている」と述べた。

 贈賄罪に問われた一般社団法人「日本化粧品協会」代表理事引地功一被告(52)の初公判も23日開かれ、「(佐藤被告の)絶対的権力の前では断ることができなかった」と起訴内容を認めた。検察側は懲役1年2月を求刑し、弁護側は執行猶予を求めて結審した。判決は5月26日。 
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