
半導体の受託製造で世界最大手のTSMCの機密情報を不正に取得した罪に問われていた元従業員に対して、現地の裁判所が懲役10年の判決を言い渡しました。
台湾高等検察署によりますと、TSMCの元従業員は去年8月、最先端の半導体についての機密情報を不正に取得した国家安全法違反の罪で起訴されました。元従業員はTSMCから日本の半導体製造装置大手・東京エレクトロンの子会社に転職し、TSMCの元同僚を通じて機密情報を入手したとされています。
現地の裁判所は27日、元従業員に対して、懲役10年の判決を言い渡しました。
また、監督責任を十分に果たしていなかったとして、東京エレクトロンの子会社に罰金1億5000万台湾ドル=およそ7億6000万円の支払いを命じました。
判決を受けて、東京エレクトロンは「組織的な関与や機密情報の外部流出は確認されていない」としたうえで、「指摘されたことを厳粛に受け止め、情報管理体制の強化を図る」とコメントしています。
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