最高裁=東京都千代田区 文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件で、贈賄罪などに問われた東京医科大元理事長臼井正彦被告(85)ら3人の上告について、最高裁第3小法廷(平木正洋裁判長)は棄却する決定をした。27日付。無罪主張を退け、3人を執行猶予付き有罪とした一、二審判決が確定する。
一、二審判決によると、臼井被告らは2017年5月、支援事業に東京医科大が選定されるよう助言、指導を受けたいと元同省科学技術・学術政策局長、佐野太被告(66)=控訴中=に依頼。謝礼として18年2月の同大医学部入試の一次試験で同被告の次男の点数を加点し、不正に合格させた。