120分間の激闘、PK戦を制した東京NBがクラシエカップ初優勝! 守護神・大場朱羽が大宮の2人を止めてタイトル呼び込む

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2026年04月29日 17:57  サッカーキング

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クラシエカップ初優勝を果たした東京NB[写真]=WE LEGAUE
 2025-26 WEリーグ クラシエカップ 決勝が29日に行われ、RB大宮アルディージャWOMENと日テレ・東京ヴェルディベレーザが『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で行われた。

 初の決勝に進んだ大宮は、グループAを4勝、PK負け2試合の勝ち点14で首位通過。準決勝では、セレッソ大阪ヤンマーレディース相手にアウェイでの第1戦で1ー5と大勝。2戦目はホームで1ー3と敗れたが、合計6ー4で勝利し決勝に駒を進めた

 対する東京NBは3大会ぶり2度目の決勝進出。グループBを大宮と同様に4勝、PK負け2試合の勝ち点14で首位通過。準決勝では3連覇を目指したサンフレッチェ広島レジーナを相手に初戦を3ー2で落とすも、ホームでの第2戦で3ー1と勝利。2戦合計5ー4で逆転での決勝進出を決めている。

 共に初のリーグカップ優勝を目指す戦いとなる中で、両者のこれまでの対戦成績は公式戦通算で大宮の0勝、東京NBの8勝、引き分けが5つという状況。過去を見れば圧倒的な差がある状況だが、共にリーグカップ初優勝が懸かった試合のファーストシュートは大宮。2分、最終ラインからの縦パスを繋ぎ、最後は齊藤夕眞がシュートもこれはブロックされる。しかし3分、大宮はボックス手前でパスを受けた西尾葉音が相手を制しながらボックス手前中央からシュート。これがゴール左隅に決まり、大宮が早々に先制ゴールを奪う。

 立ち上がり早々にスコアが動いたこの試合。先制を許した東京NBは小林里歌子、樋渡百花を狙ったパスがなかなか通らず、決定機が作れない。対する大宮は、齊藤、西尾を軸に攻め立てると19分、右サイドからの落合依和のクロスに齊藤が頭で合わせるも、シュートは枠を外れていく。

 こう着状態が続いた中、25分過ぎから徐々に東京NBが押し込む展開に。人数をかけて攻め込み何度もゴールに迫るが、大宮の集中した守備を崩せず。すると35分、大宮は右サイドから攻め込むと、齊藤のクロスに浜田芽来が飛び込んでヘディングシュート。しかし、これはゴール左に外れて追加点とはならない。

 前半は大宮がリードして終えた中、東京NBは後半早々にスコアを動かす。51分、右サイドから仕掛けた本多桃華が縦パス。ボックス手前中央で受けた小林が受けると、右足一閃。強烈なシュートがクロスバーを叩いてネットを揺らし、東京NBが同点に追いつくことに成功する。

 後半は押し込まれる時間が続いた大宮は59分、西尾を下げて井上綾香を投入。それでも東京NBペースは変わらず、連続したコーナーキックからゴールに迫るが逆転はできない。大宮は71分、牧野美優、浜田を下げて、阪口萌乃、田中聖愛をピッチに送り込み、流れを変えに行く。東京NBも同じタイミングで本多桃華、小林を下げ、土光真代、松永未夢をピッチに送り込み、守備を安定と個での打開を狙っていく。

 東京NBが押し込む時間が続く中、80分に大宮は最後の選手交代。佐藤百音、齊藤を下げて岩下綺良々、門脇真依を投入し局面の打開を図る。東京NBも86分、猶本光を下げて北村菜々美を入れて左サイドを強化。互いに譲らない一進一退の攻防が続いていく。同点のままアディショナルタイムに入った中、アディショナルタイム2分には東京NBがカウンターからビッグチャンス。樋渡百花がカットインからシュートを放つが枠を捉えられず。試合は延長戦に入ることとなった。

 延長戦は立ち上がりから大宮が押し込む展開となっていたが100分、東京NBは右サイドから仕掛けると、ボックス内に走り込んだ眞城美春がスライディングシュートも右ポスト直撃。跳ね返りを北村が無人のゴールへ押し込み、東京NBが逆転に成功する。

 逆転を許した大宮は落合依和を下げて大島暖菜を投入。同点を目指して攻撃の枚数を増やすことに。それでも103分、東京NBはカウンターから北村がフリーでシュート。しかし、これはGK福田史織が横っ飛びでセーブし、追加点を許さない。大宮は延長前半アディショナルタイムにビッグチャンス。左コーナーキックからのクロスがボックス内で混戦となるが、最後に押し込むことができない。

 延長後半に入った中、立ち上がり早々に大宮がビッグチャンス。パスに抜け出た井上がシュートもブロック。こぼれ球に阪口が詰めるが、これもブロックされてゴールを奪えない。さらに112分には一瞬の隙を突いた阪口が再びボックス内でシュート。しかし、これもブロックされてしまう。それでも114分、大宮は左サイドを田中が仕掛けると、戻したパスを受けた岩下が右足でゴール前にクロス。これを阪口がダイビングヘッドで合わせ、大宮が同点に追いつく。

 最後まで一進一退の攻防が続く中、東京NBは最後の交代として今季限りでの現役引退を表明した岩清水梓をピッチへ。互いに最後までゴールを目指したが、120分間が終了し2ー2。PK戦では、1人目は互いに成功するも先攻の大宮は2人目の金平莉紗がクロスバーに当てて失敗。さらに3人目の門脇のシュートはGK大場朱羽が読み切ってセーブ。東京NBは3人連続で成功すると、大宮は4人目の宗形みなみのシュートもGK大場にセーブされ終了。PK戦1ー3で東京NBが勝利を収め、初のクラシエカップ優勝を果たした。敗れた大宮は初の決勝でタイトル獲得ならず。クラブ史上初のタイトルもお預けとなった。

【スコア】
RB大宮アルディージャWOMEN 2ー2(PK:1ー3) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

【得点者】
1ー0 3分 西尾葉音(RB大宮アルディージャWOMEN)
1ー1 51分 小林里歌子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
1ー2 100分 北村菜々美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
2ー2 114分 阪口萌乃(RB大宮アルディージャWOMEN)

【PK戦】
大宮1人目:◯ 乗松瑠華 
東京NB1人目:◯ 朝生珠実
大宮2人目:× 金平莉紗
東京NB2人目:◯ 岩清水梓
大宮3人目:× 門脇真依
東京NB3人目:◯ 塩越柚歩
大宮4人目:× 宗形みなみ

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