
<中日7−3阪神>◇4日◇バンテリンドーム
中日はドラフト1位ルーキー中西聖輝投手(22)の踏ん張りと打線がかみ合い、首位阪神に7試合目で今季初勝利を挙げた。30試合目でリーグ最遅の10勝に到達し、10勝20敗で借金を10に減らした。
約1カ月ぶりに1軍マウンドに上がった中西が、自身3度目の先発でプロ初勝利をかけて臨んだ。
◇ ◇ ◇
中日中西を静かに見守る恩師がいる。青学大の安藤寧則監督(48)だ。中西は大学入学直前に右ひじのトミー・ジョン手術を受け、1年時はリハビリに専念している。まだ大学のマウンドに立ってもいない1年生投手を安藤監督は気にかけた。「気持ちは揺らいでいないか?変な方向に行ってないか?」と何度も面談を重ねた。
|
|
|
|
「プロで活躍するのは小っちゃい頃からの夢だったから」と、ぶれることなく歩み続け、「1日でも早くいい姿を見せたい」と誓った右腕は、3度目の先発で恩師に届けるプロ初勝利をつかんだ。
プロ入り後、安藤監督と中西が頻繁に連絡を取ることはない。安藤監督は連絡がないことはむしろ順調な証しだといい「何もないのが一番いいと思ってるんで」と笑顔で振り返る。大学卒業前の3月に学校関係のやりとりがあった程度で、教え子に対しては「記事を見ながら、頑張ってるなと感じています」と、遠くから成長を見守っている。
23年の広島常広、阪神下村、24年のロッテ西川、広島佐々木、25年のDeNA小田、そして中日中西。3年連続で同一チームから複数のドラフト1位を送り出した名将は、温かく教え子たちの歩みを静かに見守っている。【佐瀬百合子】
智弁和歌山・中谷仁監督(教え子の中西がプロ初勝利)「オープン戦だったので映像は見ずに(見たのは)結果だけでしたが野手の皆さんに助けられての勝利だったと思う。めっちゃうれしいです。コーチと部長とよっしゃー!と言いながら結果だけを追いかけていました」
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。