画像提供:マイナビニュースキャンピングカー市場が拡大していますが、都市部では大型車両の保管場所などがネックです。そこで、輸入中古車のロペライオは、ハイクラス層向けに「プレミアム中古モーターホーム」というサービスの提供を開始。クルマの購入だけではなく、保管やメンテナンスまで任せられるということで、富裕層の間で秘かに注目されています。
どんなサービス?
輸入中古車のロペライオは、首都圏のハイクラス層向けに「プレミアム中古モーターホーム」事業を開始しました。
○モーターホームとは
モーターホームはキッチン、トイレ、シャワー、ベッド、冷蔵庫などを完備し、生活設備が整ったバスやトラックベースの大型キャンピングカーです。価格は数千万円以上するものが多く、長期の旅や定住、移動オフィスとして使用されます。
アメリカやヨーロッパでは「動く家」としてポピュラーな存在で、日本でも高品質な輸入車が人気となっています。
○国内の市場は成長中
国内のキャンピングカーの累積保有台数は過去最高の16万5,000台を突破。販売金額は1,116億5,000万円で、市場は拡大し続けています(一般社団法人日本RV協会「年次報告書2024」より)。
一方、新車のキャンピングカーの生産台数は減少しており、中古キャンピングカーの需要が増している状況です。
○ユーザーの求める「安心・高品質」に対応
コロナ禍を契機に、人々の価値観やライフスタイルが変化。他人との「密」を回避する旅、夫婦のセカンドライフ、自由な滞在スタイルへの関心も高まっています。
特に、首都圏のハイクラス層・アクティブシニア層の需要は伸びています。この需要に対しロペライオは、安全・安心・高品質な中古モーターホーム体験を提供することを目的に新たな事業を開始しました。
車両保管とメンテナンスのハイブリッドモデル
近年、キャンピングカーは人気を集めています。一方で日本の都市部では、大型車両の保管場所の確保や日常的な管理負担が課題です。
今回、ロペライオが立ち上げたサービスでは、こうした課題に応えるため、以下のような購入後までを見据えた包括的なサポート体制が整えられています。
専任バイヤーによる厳選仕入れ
埼玉県戸田市でのモータープール保管サービス
自宅までの配送・引き取りを行うPorterサービス
清掃や電源管理まで任せられるコンシェルジュオプション
単なる車両販売ではなく、所有体験そのものを新たに設計する取り組みです。
モーターホームのメリット・デメリット
ここからは、モーターホームを利用するメリット・デメリットを整理していきます。どんな人に向いているのでしょうか。
○メリット
居住性・快適性に優れている
移動と生活が一体化する
断熱・防音性能も高い
モーターホームは車内で立つことが可能な規模のため、しっかりとしたキッチンやシャワー・トイレを完備しています。ある程度長期間の生活も問題ありません。
牽引車は不要で、エンジン付きのため移動中もドライバー以外は居住スペースでくつろげます。交代で運転する場合も、片方はベッドでしっかり休めるため、疲れも取れやすいです。
○デメリット
運転や駐車が難しい
維持費や価格が高い
日常使いや定住には不向き
モーターホームは超大型で、中には全長10mを超えるサイズのものもあります。日本の狭い道路や駐車場では取り回しが困難です。
新車では数千万円の購入費用がかかり、メンテナンス費用も高額となります。駐車場も高額ですが、そもそも、この規模の車両に対応していない駐車場も多いです。
車のサイズが非常に大きいため、スーパーなどへの買い物や狭いエリアの観光地巡りには適していません。日常使いがしにくいため、定住にも不向きです。
○利用が向いている人は?
メリット・デメリットからモーターホームに向いている人を考えてみました。
宿のチェックイン・アウト時間に追われたくない人
移動そのものが目的の人
ペットと一緒に旅をしたい人
駐車や運転の難しさや高いコストといったハードルを越えてでも、自由とプライバシーに最大の価値を感じる人が向いているといえるでしょう。
具体的な活躍シーンとしては、長期の日本一周や地方巡り、アウトドア・趣味のベースキャンプ、宿のない場所での宿泊などがあります。
安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら(安藤真一郎)