原爆死没者名簿の「風通し」をする広島市職員=20日午前、同市中区の平和記念公園 広島市中区の平和記念公園で20日、原爆死没者名簿の湿気を取り除き、異常がないかを調べる「風通し」が行われた。市職員が原爆投下時刻の午前8時15分に黙とうをささげた後、原爆死没者慰霊碑の石室に納められた名簿を取り出し、1枚ずつめくって保存状態を確認した。
名簿は130冊。広島で被爆し、昨年8月5日までに亡くなったことが確認された34万9246人の氏名と死没年月日、年齢が記されており、「氏名不詳者多数」と書かれた1冊も含まれる。
このほか、長崎で被爆し、本人や遺族が広島の慰霊碑への奉納を希望した16人の氏名などが記載された1冊も風通しされた。