毎日の家事が楽になるキッチン収納の整え方

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2026年05月22日 10:00  マイナビニュース

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「毎日の食事作りが1番疲れる」「料理や後片付けの要領が悪いと感じる」そんな悩みはありませんか? 実はキッチンは家の中でもモノの数が多く、作業頻度も高い場所。モノも溜まりやすく気を抜くとすぐにぐちゃぐちゃになってしまいがちなエリアです。でも、だからこそ少し整えるだけで家事の負担が大きく変わります。



今回は、毎日の家事が楽になるキッチン収納の整え方を解説します。


まず使いやすいキッチンにするために最も重要なのは、「作業台となる平面を確保すること」です。キッチンは料理という「作業」をする場所です。


調理、盛り付け、片づけといった一連の動きは、すべて平面の上で行われます。そのため、作業スペースがきちんと確保されていないと下ごしらえや盛り付けの際に「置いてあるモノを避ける」「ちょっと遠いけど空いているスペースに置く」など無駄な動きが増えます。結果として、作業効率が落ち、同じ作業をしていても疲れやすくなってしまいます。



ですからキッチン収納を考える時にまず優先すべきなのは「作業スペースを確保する」ということです。そのためには、モノの量を収納に入る分だけに調節していく必要があります。次はキッチンのモノを取捨選択する時のコツをご紹介いたします。


キッチンのモノを取捨選択する時には「大きく3つのジャンル」に分けて考えます。それが「食材」「作る道具」「食べる道具」です。キッチンエリアにあるモノを一気に選別しようとすると量が多すぎて途中で挫折しやすくなるため、まずはこの3つで分けて一ジャンルずつ攻略していくのがおすすめです。



食材は賞味期限を基準に選別を。また、賞味期限が残っているものの好みの味ではないものはフードバンクに寄附するのも一つの手。もし好んで食べてくれそうな友人がいればその方にお渡しするのも良いかもしれません。



使いこなせていない調味料や乾物などもこれを機に見直します。同時に今後無駄にしないための対策も考えていきましょう。例えばその調味料を買うのは今後やめる、サイズの小さなものを買うようにする、などが考えられると思います。

こうしてモノを見直して反省することで自分の買い物の無駄な点が分かり、お金の使い方が変わってきます。痛い思いをして反省することは決して無駄にはなりません。



残った食材はジャンルごとに集めて収納していきましょう。スーパーの陳列を参考にすると「これは何の仲間か」「何の側に置いておくと見つけやすいか」がイメージしやすくなりますよ。



作る道具や食べる道具も同じように「なぜ自分はこれを使わないのか」という理由を探りながら取捨選択をしていきます。



例えば「来客用でしか使わない食器」「いただいたけれど趣味に合わないもの」「買ったけれど使いこなせなかった調理器具」「一時的なブームで使っていたが今は使っていないもの」などが挙げられます。



さらに、「収納しにくい形をしている」「欠けやヒビがある」「手入れがしにくい」「他のもので代用できる」「使用頻度が低い」といったモノも見直し対象です。加えて、同じサイズや用途の食器が複数ある、セットの一部だけ使っていない、洗うのが面倒で使わなくなっているものなども、実際の現場ではよく見られる「滞留アイテム」です。使っていない理由に目を向けることで、手放しの判断は格段にしやすくなります。


そして、モノを減らすうえで効果的なのが「代用できるかどうか」の視点です。例えば、ホットプレートとカセットコンロは「テーブルの上での調理」という役割が重なる場面が多く、どちらかに絞ることで収納スペースが空きます。トースターも魚焼きグリルで代用している家庭は少なくありません。オイルポットはティーポットで代用できる場合もありますし、サラダスピナーもザルとボウルで十分対応できます。



「これがなくてはダメだ」という固定概念に縛られない発想やこだわりを一旦手放してみることも大切です。コーヒーメーカーをコンパクトな手動タイプに変える、炊飯器をやめて鍋炊飯にするなど、専用の道具を減らすことで、管理がシンプルになり、作業場が広がり結果として家事は楽になります。


モノの取捨選択が終わったら最後に、収納です。ここでは「モノのジャンル」と「戻しやすさ」を基準に整えます。使い忘れがないようにモノはできるだけ同じ仲間を集めて収納し、出し入れにストレスがかからないように余白のある収納を目指して配置していきます。特に出すときよりも戻すときにストレスがないかを重視してください。ワンアクションで戻せる配置、詰め込みすぎない余白、使用頻度に応じた配置。この3つを意識するだけで、キッチンは格段に使いやすくなります。



キッチン収納は見た目を整えることが目的ではありません。「作業がしやすい状態を維持すること」が本質です。平面を空け、モノを絞り、役割で分け、戻しやすくする。この流れを意識することで、毎日の家事は確実に軽くなります。



Fujinao(フジナオ) 「片づけが苦手…でも変わりたい」そんな女性の味方。整理収納アドバイザーとして延べ400軒以上をサポートし、「片づけは心の整理から」を提唱。元・汚部屋出身だからこそ寄り添える実践的アドバイスが好評。著書『片づけの力』(KADOKAWA)では、心と空間を整えるヒントを紹介。講座や訪問、オンライン配信を通じ、多忙な女性が自分らしく暮らせる環境づくりを応援している。 【Instagram:@fujinao08140814】 https://www.instagram.com/fujinao08140814/ この著者の記事一覧はこちら(Fujinao(フジナオ))

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